これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。 私(済陽)が指導している食事療法は、正確にいえば「栄養・代謝(たいしゃ=体内の物質や細胞の入れ替わり)療法」です。「栄養・代謝」とは、簡単にいうと、食品の成分が体内で利用される過程(かてい)や仕組みのこと、です。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
下記に関連書籍(青文字クリックで全文が通読できます)を、無断転載させていただきましたので、よろしければ御参考までに、お読みください。
(故マックス・ゲルソン 著)
ゲ ル ソ ン 療 法 治 癒 し た 5 0 人
(故マックス・ゲルソン 著)
(マックス・ゲルソン博士の3女が記した本)
(ゲルソン博士による、ゲルソン療法により完治した患者へのインタ ヴュー)
(5生存率0%の大腸ガンから肝臓へと転移した医師、星野仁彦:著)
(日本人だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか―消化器外科の 権威がすすめる驚異の栄養・代謝療法)
(済陽高穂 著)
(日本におけるゲルソン療法実践医師による対談・比較集)
私(済陽)の指導している食事療法を、データや実例と共に紹介した前書『今あるガンが消えていく食事(マキノ出版)』は、おかげさまで多くの方々に、お読みいただき(2011年の)今もロングセラーを続けています。ガンの食事療法の重要性を広く知っていただく一助(いちじょ)になったなら、何より、うれしいです。
前書を出して以来、患者さんと、その御家族をはじめ、多くの方々からのさまざまな反響がありました。「絶望していたガンの治療に希望が持てた」という声。「実際にガンの食事療法を行って病状が好転した」という声。それらと共に、いろいろな疑問や迷いの声、「具体的な実践法について、わかりにくいところがある」などの御指摘も、いただきました。
そこで多くの方々がいだく疑問点などに、おこたえしつつ、よりわかりやすくガンの食事療法を紹介する目的で、超実践編としての本書を、おとどけすることになりました。
代謝が極端に下がる病気で検索
代謝(たいしゃ、metabolism)とは、生命の維持のために有機体が行う、外界から 取り入れた無機物や有機化合物を素材として行う一連の合成や化学反応のことであり、 新陳代謝の略称である。これらの経路によって有機体はその成長と生殖を可能にし...
たとえば、「食道や胃を手術した後、無理なくとれる食事」という類(たぐい=しゅるい)の補完的(ほかんてき)な食事療法とは違って、食品の選び方や、とり方を大きく変えて、食品成分が利用される過程や仕組みを改善・正常化するのが「栄養・代謝療法」です。
補完的とは?活用形辞書。 読み方:ほかんてき名詞「補完」に、接尾辞「的」がついたもの 。» 「補完」の意味を調べる.
それによって、ガンができる条件そのものを切り崩(きりくず)し、免疫力(めんえきりょく=病原体やガン細胞を抑:おさえる力)を上げて行こうというものです。おそらく多くの人が「食事療法」という言葉に抱くイメージに反して、非常に積極的な治療法です。ガンに対しては、攻撃的な治療法とさえ、言えるかもしれません。
免疫力を高める 食べ物で検索
ガンの食事療法は、可能な限り適切な3大療法(手術・放射線・抗ガン剤(=化学療法))と共に行うのが大原則と、私(済陽)は考えます。といっても、決して補助的な療法ではないのです。ガンの主要な原因(くわしくは
38ページ参照)から考えると、食事療法こそ、ガンの根本的かつ最もポジティブな治療法といえます。
がんの治療方法について解説します。手術療法・化学(薬物)療法・放射線療法の各 療法のメリットと問題点など-ファイザー.