このブログは、貴方にお勧めしているわけでは御座いません。世の中には、こういう療法もある、と云うことで無断転載させていただいております。
もしも実践される場合は、自己責任・自己管理のもとで、お願い申し上げます。
また、左の書庫欄より
「飲 尿 療 法」(無断転載者の体験記録)
「ガ ン と 闘 う 医 師 の ゲ ル ソ ン 療 法」(星野仁彦医師による体験記)
「尿療法」(中野良一医師による著作)
を併読いただければ、より立体的に御理解いただけると存じます(青文字クリックで全文が通読できます)。
Amazon.co.jp: 奇跡が起こる尿療法―勇気さえあれば、治らなかった病気が治る ( ビタミン文庫): 中尾 良一: 本.
P.111
問 尿を飲むと尿意が増加するそうですが、糖尿の人が尿療法をするとどうですか。
答 頻尿や夜間尿は、反対に排尿の回数が減り、夜中に起きなくとも済むようになります。「オムツを当てていた老人が尿を飲み始めて4日目で、オムツがいらなくなった」という報告も、あります。尿量の少なかった人は増え、多過ぎた人は減る。これはどちらも腎臓の機能が正常になるからだ、と考えられています。
問 飲尿の量は、普通は1日コップ1杯だそうですが、それよりももっと少量では無効ですか。
答 そんなことはありません。効果は杯1杯程度からあるはずです。普通はコップ1杯程度(100~180ミリリットル)ですが、人によって・病状によってはコップ2杯くらいまでは飲んでもよく、その方が効果が上がることもあります。各人で病状に応じて適宜(てきぎ=このみ)加減するように研究してみてください。1日の全量は普通の人で約1500ミリリットル(1.5リットル)を飲んでも害はありません。
問 夜中に4回起きて排尿するもので、朝1晩の尿は少なくなっています。増量しなくても大丈夫でしょうか。
答 夜中の分や朝の分をその都度、飲んで下さい。それを併せた量がコップ1杯程度(180ミリリットルぐらい)になればいいでしょう。
問 尿療法は、自分の尿だけを飲むことでしょうか。また他人の尿を飲んで効果はありますか。
答 中国では小児や処女の尿は若返りの妙薬と言われています。しかし病気治療のためや保健飲料としては、自分の尿に限ります。もっともインドなどでは毒蛇に咬まれて本人の意識がなくなった時などは、傍にいる人の尿を飲ませて(約50ミリリットルずつを3時間おきに飲ませる)ことがあり、この場合の死亡率は血清注射をした時に比べて10分の1くらいだと云われています。日本でもフグ毒にあたった時、解毒するには自分の尿を飲むのが最良であるとして、昔から用いられているところもあります。
問 自分が寝たきり状態なので、できれば妻の尿を飲んだ方がいいのですが、それでもかまわないでしょうか。
答 85歳の老人が54歳の妻の尿を毎日飲んで、元気でいる例があります。中国やインドでは当初は若い人の尿を飲んでいたのです。また前記のように毒蛇に咬まれたりして、自分の尿が出ない時には他人の尿を飲んでもよいわけですから、場合によっては他人(ただし健康な人)の尿を飲むことは一向に差支えありません。
問 尿を飲むには抵抗感があります。何とか尿を飲みやすくする方法はありませんか。
答 皆さんで考えて提案してください。しかし何も加工しない方が飲みやすい、というのが私(中野良一)の経験上の結論ですが、「氷を入れて、オンザロックにすればグンと飲みやすくなる」という人もいます。
問 腎臓炎で血尿がありますが、飲んでも差し支えありませんか。
答 血尿があっても一向に差支えありません
問 生理の時、どうしても血液が混じるのですが、飲んでもいいでしょうか。生理中は飲むことを休んでもいいですか。
答 生理中でも血液が混じっても支障はありません。気になるならば濾紙で濾せばよいでしょう。
問 胃腸が弱いので、尿を飲んでも有効な成分が吸収できないのではないかと、不安です。
答 そん心配は要りません。かえって胃腸の働きがよくなり、食欲もわいてくるはずです。
問 排尿してから、どのくらいの時間まで経過した尿ならば、飲んでも大丈夫ですか。
答 病気治療や保健飲料としてならば、ただちに飲むに限ります。しか例えば虫刺され・皮膚病・水虫などに対して外用する場合は貯蔵したものが好いと言われています。
外用でも皮膚の色つやをよくするためや、毛根を刺激する発毛剤として用いる場合は、なるべくすぐの方がいいようです。
問 1日のうちで、いつ出た尿を飲むのが最も効果的ですか。また、病気の状態で飲む時間が違いますか。
答 朝一番のものが有効成分の含有量が最も多いようです。米国ハーバード大学医学部の研究で、睡眠中にできるSPUという尿性睡眠物質が発見されました。この物質は免疫(めんえき=病気に対する抵抗直を持つこと)機能を強化させることがわかっています。朝の尿中には当然、それ(SPU)が最も大量に含まれていることになります。その人の病状により、朝・夕合わせて飲むのもいいでしょう。
問 尿を飲んだら便秘が治るどころか、体がひどく怠くなったのはなぜですか。
答 一時的には、そのような現象もありますが、気にかけずに自分で飲む量を加減して研究してみてください。
問 尿を飲み続けているうちに、一時的に病状が悪化するそうですが、それはなぜですか。
答 誰でもというわけではありませんが。それは、尿療法で最も重要な「一時的悪化のような現象」です。尿が体内に入ると、尿酸その他の成分があらゆる部分に吸収されて浸透して行きます。すると、細胞が活発に活動を始めるために、体内のあらゆる部分に反応が起こります。東洋医学で言う「好転反応」という現象で、これを克服してこそ、効果が得られるのです。
これらの好転反応の一種を漢方では「瞑眩(めんげん、めいげん=病状が一時的に悪化すなどの症状)」とも言い、「もし薬瞑眩せずんば、その病癒えず(薬を服(の)んで瞑眩が起こるほどの反応がなれば病気は治らない)」と言われています。「悪化した」と早合点をしないことが大切です。そのまま続けていれば、その反応症状は自然に消失します。
反応症状の主なものは、湿疹・吹き出物・下痢・微熱・患部の痛みの増強・歯や歯茎の痛み・唾液の増加・耳鳴り・頭痛・疲労感などがあり、その他には目がショボショボする・筋肉が痙攣(けれん)する・眠気が増す・頭の回転が鈍る・言葉が上手く出ない…などですが、すべての人に現れるモノではなく、その現れ方もひとによって・病気によってマチマチです。このような反応がまったくでないことも多いのです。また、薬剤や化学物質を大量に摂取した人は、ニキビ状の吹き出物が出ることがあります。まれに全身に出る人いますが、ほとんどは顔だけです。