これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
「抗ガン剤が効(き)かない状態にも2パターンあります。1つは抗ガン剤が全(まった)く歯が立たず、ガン細胞のDNAに傷もつけずに跳ね返(はねかえ)されてしまうケースです。このような状態では、カフェインをどれだけ投与しても意味はありません。しかし、抗ガン剤がDNAに傷を付けることはできても、ガン細胞の方が強力で、修復して生き延びてしまうケースでは、カフェインを併用(へいよう=同時につかう)すれば効く可能性が増えるんです。
ヌクレオチドは核酸の最小単位であるが、DNAはデオキシヌクレオチドのポリマーである 。核酸が構成物質として用いる糖を構成糖と呼ぶが、構成糖にリボースを用いる核酸は リボ核酸 (RNA) という。ヌクレオチド分子は、糖の3'位OH基とリン酸の...
更(さら)に抗ガン剤がDNAを壊(こわ)してガン細胞を損傷しているケースでは、カフェインを併用したら、もっと効(き)くんです。この時は、抗ガン剤によってヘタ(弱って)っているガン細胞にダメ押しをするダブル・パンチみたいなものです」
(2012年)現在、金沢大学病院整形外科で行われている治療法は、次のようなものです。
qq.kumanichi.com/medical/2004/01/post-124.php - このサイト内で検索
抗がん剤を使う際にカフェインを併用投与すると、効いている抗がん剤は一層、効いてい ない場合も効くようになることが多い。金沢大付属病院(金沢市)の整形外科は、独自 開発したカフェイン併用療法を術前に用い、骨肉腫や軟部腫瘍( ...
まず抗ガン剤を先に3~4時間投与して、続いてカフェインを72時間連続して点滴で投与します。この際のカフェイン量は体重50~60キログラムの人で1日1.5グラム。これはコーヒー約15~20杯分の量です。
この抗ガン剤とカフェイン投与を1クール(期間)として3週間隔で行います。そして基本的には5クール動注(どうちゅう=動脈への注入)での投与が行われます。ただし有効性があるかどうかで、その回数は変化します。そして術後、その人の効き目や体力に合わせて3~6クールの併用療法は静中(じょうちゅう=静脈への注入)で行われます。
このカフェイン療法は(2012年現在では)保険適用外の先端医療ですが、カフェイン自体が安価なため、1クールが9,500円(カフェインのみの料金)だそうです。
残念なことに金沢大学病院の整形外科で行っている治療法のため、(2012年)現在のところ、整形外科領域の悪性腫瘍での未治療が行われているそうです。他の科の領域でも有望な治療法のように思われます。ぜひ他科と連携(れんけい)していただきたいところです。