これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
P.127 ビールは栄養の宝庫だった!
むしろビールには健康にいい面が、たくさんあります。成分中にはビタミンB1・イノシトール・ビタミンB2・葉酸(ようさん)・ビタミンB6・カルシウム・パントテン酸・リン・ニコチン酸・ナトリウム・ビオチン・カリウムと云ったビタミンとミネラルが豊富に含まれています。
Q. A. 以下の通りです。ビールで栄養補給は無理です。たんぱく質(g) 0.3 炭水化物(g)...解決済み-回答数:1-質問日時:2005年7月27日
たとえばイノシトールはセロトニン異常に起因(きいん=原因)する鬱病(うつびょう)・パニック障害・強迫性障害に有効です。喉越(のどごし)などの爽快感(そうかいかん)のほか、これがストレスの多い職場のサラリーマンにビールが好まれる原因かもしれません。
... の治療に用いられる。また、セロトニン異常に起因するうつ病、パニック障害、強迫性 障害に有効とされる研究結果もある。 ... 尿中排泄量が増加する。その結果、体内の イノシトール量が低下し、ポリオール代謝異常によって、糖尿病性神経障害...
ビールのさまざまな薬効は、病気の治療に用(もち)いられて来た歴史があります。「西洋医学の始祖(しそ=ある家系の最初の人。「徳川家の―」2 ある物事を 最初に始めた人。創始者。元祖)」と崇(あが)められているヒポクラテスの治療者にも、皮膚病の人に大麦(おおむぎ)の煎じ汁(せんじじる)から作られたビールを飲ませる治療法が記載されています。
12世紀になってから爽快な苦(にが)みや香り、日持ちの良さの工夫(くふう)から、ホップがビールの味付けに使われるようになりましたが、同時に薬草や香草を使用したビールも共存していました。
1516年、バイエルン公国のヴィルヘルム4世により「ビールは大麦・ホップ・水のみを原料とすべし」という『ビール純粋例(じゅんすいれい)』が発布(はっぷ)され、(2012年における)今日のビールの原型が定まったのです。
ホップなしのビールはビールではない、のです。
実は長きにわたり、ホップの鎮静作用・催眠採用・抗菌作用・健胃作用・食欲増進作用などの薬理効果が認められていました。欧米では20世紀初頭まで薬局でホップやホップチンキが、鎮痛剤や睡眠導入剤代わりに売られていました。また明治時代初期の日本では、ビールが薬局で売られていました。