ウ~キャイ・キャイ、キャッほ~い!コンヌツはァ~、山奥に棲むオバカ
の猿 鵞鳥(えん がちょう)で御座います
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今朝の散歩中、広沢寺(こうたくじ)温泉奥にある山道で、天然100%のズガニを捕まえてまいました。ズガニって何よ?えいっ……パクっ!
別名については、モクゾウガニ(千葉県習志野市)、ズガニ(静岡県伊豆地方)、ツガニ、 ツガネ(長崎県)、ヤマタロウ、カワガニ、ケガニ、ヒゲガニ(徳島県貞光町)、ガンチ(徳島 県阿南市)、太田川流域の広島市では「毛ガニ」(スーパーマーケットなど...
山道を下っている最中、誰かに尾(つ)けられている気配
に、恐る恐る振り向くと
…パクっ!


モクズカニ ・...
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ドげげッ!?送り狼ならぬ“送りズガニ”か
「神の沢橋」上流には若者に人気のパワー・スポット(幽霊が出る)なるトンネルがあります。昨夜から今朝にかけてビッグスクーターや、痛車に分乗した集団がウォン・ウォンと登って行かれております。

「こんな場所(ところ)にいたら轢(ひ)かれちまうぞ…」と救いの手を差し伸べれば、「何をするゥ
」とばかりに?毛の生えた挟みで繊細なギター弾きの指をプチっ!
そりゃあ、そうだあねェ~。髭面のオッキーなオッサンが大きな掌(てのひら)で鷲掴みにしようとしてんだから…なもので、恭(うやうや)しく?「この時期、産卵のために海へ下るのだろうから」と川へ放流


してあげようと思った計画を、あっさりと変更で御座います![]()

着ていたウインドブレーカーで『寒かろうに』と、クルリと包(くる)んで、我が家の鍋で温かい味噌の風呂に入りなちゃい
で御座います。

まあ、道路を歩いている亀やウサギ、狸にハクビシンを山や川へと追い返しても、翌日、見事なまでに?同じ出没場所で轢かれている無残な姿を見ているだけに?指を“プッチ”されたことから、心を貞子にして“お持ち帰り”で御座います![]()

お家に帰りつくと「(10月30日から)胆石の摘出手術で入院するんだよ~」と、我が家の前で山に向かう隣人が1人。
おおッ!そう言えば、「ズガニを5年飼って、オッキくして海に放したわりには恩返しもされずに?脳幹出血してまった経歴」の持ち主じゃ~ん
オマケに、御自宅の裏手には清冽な川まで流れていらっしゃる。

「入院前の慌ただしいさなか、申し訳ない…心ばかりのプレゼントです。良くなって餌やりに戻って来てください。それが嫌なら、入院前の景気づけにお召し上がりを。それも嫌なら、自然へ返したってくらはいませ。きっと、入院中の枕元へ、美人さんの看護師となって現れて助けてくだはいますから」
「美人さんの看護師が、点滴サービスやら検査のサービスやらしてくえるのは、やだな…」
「大丈夫。きっと、一針多く縫ってくれるようドクターに進言してくれます。あと、胆石を1つか2つ、お腹(なか)に残して置くように頼んでくれるかもしれません」
「入院する意味ないじゃん!」
「環境換わっていいじゃないですか…アルコールしょうどくの臭いに包まれて起床・就寝できるんですよ?羨ましくないな…カニ(これ)貰ってくれたら、お見舞いに行きませんから」
「じゃあ、貰っとこかな」
「ええ~ッ!?」
嫌われていたことが判明した以上、長居はできません。『鍋持って来て』と、ズガニの運命を預けてしまいました。さあ、囚われてなお、第3者の思惑に引き渡されてしまった哀れなズガニちゃん。運命や、いかに!ベンベン![]()

今夜の更新で明かされるであろう、ズガニの運命とは…は、早く帰って、訊かなくっちゃ…![]()
