これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
下記に関連書籍(青文字クリックで全文が通読できます)を、無断転載させていただきましたので、よろしければ御参考までに、お読みください。
(故マックス・ゲルソン 著)
ゲ ル ソ ン 療 法 治 癒 し た 5 0 人
(故マックス・ゲルソン 著)
(マックス・ゲルソン博士の3女が記した本)
(ゲルソン博士による、ゲルソン療法により完治した患者へのインタ ヴュー)
(5生存率0%の大腸ガンから肝臓へと転移した医師、星野仁彦:著)
(日本人だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか―消化器外科の 権威がすすめる驚異の栄養・代謝療法)
(済陽高穂 著)
(日本におけるゲルソン療法実践医師による対談・比較集)
(お茶の水クリニックで食事指導を続ける医師が書いた本)
P.157 体質が良ければ発病はしない
司会 それではガンにかからないようにするための生活態度の改善は、どうすればよいのでしょうか?
森下 病気は流行歌と同じようなものです。にぎやかな表通りを歩いていれば、イヤでもメロディーが入って来ます。しかし、その歌を覚(おぼ)えるかどうかは、人それぞれの受け入れ態勢の問題です。その音波に対する感受性や素質、それに興味(きょうみ)を持っていないと歌は覚えられません。 病気も、これと同じです。病的バクテリアは、私たちの身の回りにウヨウヨいますが、病気になる人もならない人もいます。菌に触(さ)れれば誰でも発病する、というわけではありません。つまり、病原菌には絶対性はない、のです。
しかし(1998年の)現代医学は、病原菌の感染というものに絶対性を持たせ、病原体が体に入ると健康であろうと、なかろうが発病するものだ、と見做(みな)しているわけです。これは、正しくありません。病原体の病原性とは相対的なもので、人間の方に、それを受け入れる素地(そじ=もと)がなければ、決して発病するものではありません。ですから、仮にガン・ウイルスが病原体だとしても、怖れる必要はまったくない、のです。
司会 病原体よりは、むしろ体質が問題だというわけですね。
森下 一般に結核(けっかく)になるのは結核菌を吸い込んだためと思い込んでいますが、実際に、それを証明した人はありません。これは有名な説ですが、かつてドイツのロバート・コッホがコレラ菌を発見した時、同じ大学の衛生学教授のベッテンコッファーが「これ(コレラ菌)は病原菌ではない」と言って、コップ一杯のコレラ菌を大勢(おおぜい)の目の前で飲み干しましたが、コレラにはかかりませんでした。このように、病原菌といえども、絶対性はないのです。
鈴木 私も調子の良い時に飲んで試してみたい(笑い)。
ロベルト・コッホ. コッホの原則(コッホのげんそく)とは、ドイツの細菌学者ロベルト・コッホ がまとめた、感染症の病原体を特定する際の ... ただし、コッホの原則は、その解釈の 違いや後述するヘンレの原則との混同から、いくつかのバリエーショ...
既に、その後の細菌学の発展に伴いさまざまな病原細菌が発見されることで、コッホと の論争でも次第に劣勢になっていたペッテンコッファーは、自らコレラ菌を飲んでも発症 しないという証拠を示すことで、コッホの提唱したコレラ菌病因論を否定して自説の正...