これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
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下記に関連書籍(青文字クリックで全文が通読できます)を、無断転載させていただきましたので、よろしければ御参考までに、お読みください。
(故マックス・ゲルソン 著)
ゲ ル ソ ン 療 法 治 癒 し た 5 0 人
(故マックス・ゲルソン 著)
(マックス・ゲルソン博士の3女が記した本)
(ゲルソン博士による、ゲルソン療法により完治した患者へのインタ ヴュー)
(5生存率0%の大腸ガンから肝臓へと転移した医師、星野仁彦:著)
(日本人だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか―消化器外科の 権威がすすめる驚異の栄養・代謝療法)
(済陽高穂 著)
(日本におけるゲルソン療法実践医師による対談・比較集)
(お茶の水クリニックで食事指導を続ける医師が書いた本)
P.46 放射線は敏感な胃腸を傷(いた)め付ける
そこで、放射線障害―とくに白血病や再生不良性貧血などが、どうして起こるのかについて考えてみよう。
白血病(はっけつびょう、Leukemia)は、「血液のがん」ともいわれ、遺伝子変異を起こし た造血細胞(白血病細胞)が骨髄で自律的に増殖して正常な造血を阻害し、多くは骨髄 のみにとどまらず血液中にも白血病細胞があふれ出てくる血液疾患。白血病...
そもそも胃や腸は、我々の体内においても、最も敏感な臓器である。些細(ささい)な感情の動揺が、胃や腸の働きに大きな影響を与えて調子を狂わせ、潰瘍(かいよう)をこしらえたりすることは、よく知られている。このように敏感な臓器であるから、放射線が、とりわけこの胃や腸に強い作用を及ぼすことは、容易(ようい=たやすく、かんたん)に想定されるところである。
実際に多量の放射線を浴びた患者においては、胃腸障害と腎臓障害とが一番ひどかった、と言われている。本邦でも原爆被爆者や放射線障害を起こした患者の―今まで比較的ないがしろにされていた―胃腸の変化が、だんだんと注目されるようになったということは、よい傾向である。
かなり大量の放射線を浴び、どうしても貧血が良くならないという病気―すなわち再生不良性貧血とは、腸粘膜―とくに腸絨毛(ちょうじゅうもう)が荒廃(こうはい)し、生理的な腸造血の働きがひどく痛めつけられた結果である。したがって、この病気にかかった患者の骨髄ばかりを一生懸命に追及していたのでは、「再生不良性貧血」の病名は永久に返上できないであろう。
腸絨毛(ちょうじゅうもう、英Intestinal villus)とは、小腸内壁の輪状ひだに存在する突起 のこと。 俗に柔毛(じゅうもう)、柔突起(じゅうとっき)とも呼ばれるが、これらは微絨毛を 指す場合もある。中学校の教科書などでは、「柔毛...
P.47 放射線は不完全な「可逆的文化」を招く
ところで、白血病は、どうして起こるのだろうか?
放射線によって正常な腸造血が抑え付けられても、脳や腎臓は、その働きを全(まっとう)うするために一定量の酸素を要求し続ける。腸では赤血球が造られないから循環血液中の赤血球数は減少して行くが、体内の重要な臓器に酸素を与えるために、どうしても最低限度ギリギリの線(赤血球数)を確保しておかなければならない。そこで先ほど述べたように、脂肪や筋肉その他の臓器組織から赤血球に逆分化をし、それ―減少して行く赤血球―を補足しようとする。これは放射線障害を起こした場合に限らず、病気やストレスで体内のからくりが狂い、正常な腸造血が行われなくなった場合の一般的現象でもある。
放射線白血病の場合には、胃や腸が痛めつけられるのと同時に、当然のことながら、その他多くの組織細胞にも障害が与えられる。
Q8: 放射線を受けると急性白血病になると聞きましたが、本当でしょうか ...
(Adobe PDF) - htmlで見る放射線を受けると急性白血病になると聞きましたが、本当でしょうか。どれくらい. 放射線を受けるとそのような病気になってしまうのでしょうか。不安です。 A:. 一度に大量の 放射線を浴びると、急性白血病が発生しやすくなることは医学的に. 認められています。
www.enecho.meti.go.jp/radi_qa/08.pdf - このサイト内で検索
いろいろな組織細胞は、放射線によって著(いちじる)しい打撃をこうむり、あるものは崩壊の憂き目(うきめ)をみる。こうなると赤血球は―正常な場合と違って―放射線の障害を受けた、それらの組織細胞に、分化して行くことができなくなってしまう。それは赤血球が体内の各種組織細胞に分化するためには、それぞれの細胞の力強い同化的誘導力を必要とするから、である。細胞は、放射線で傷めつけられ、赤血球に対する誘導力を失うので、赤血球群は1人前の細胞にまで分化できず、せいぜい、その途中の白血球および組織球という半体細胞の段階で分化の過程がストップしてしまうことになる。
相棒の立場から言えば、放射線障害の細胞は、赤血球の細胞化を促したり、それを同化したりする力(誘導力)を亡(な)くしてしまうのである。このようにして、細胞にまで分化しきれない「赤血球と細胞の間の子』、すなわち白血球もしくは組織球を出現せしめる。もっとも、これには細胞に分化しようとする赤血球そのものが放射線の作用を受け、その分化・発展の能力を弱めてしまうことも、考慮に入れておかねばならない。
また放射線によって、半(なか)ば生活力を失った体内の各組織細胞は、赤血球に逆分化する際―それは放射線によって生理的な腸造血が抑制(よくせい=おさえる)されるために起こる―赤血球にまで充分に戻り切れず、様々な恰好(かっこう)の「細胞と赤血球の間の子」、すなわち白血球の段階で、その姿を現すしだいとなる。
いま述べたことを、ごく大雑把(おおざっぱ=かんたん)に要約してみると、放射線によって「赤血球が細胞に分化・発展して行く能力」、および「赤血球を誘導する体細胞の力」などが、ともに弱められてしまうということを、まず考えに入れておかねばならない。これによって、赤血球でもなければ細胞でもない、という半細胞ができあがるしだいだ。