これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
下記に関連書籍(青文字クリックで全文が通読できます)を、無断転載させていただきましたので、よろしければ御参考までに、お読みください。
(故マックス・ゲルソン 著)
ゲ ル ソ ン 療 法 治 癒 し た 5 0 人
(故マックス・ゲルソン 著)
(マックス・ゲルソン博士の3女が記した本)
(ゲルソン博士による、ゲルソン療法により完治した患者へのインタ ヴュー)
(5生存率0%の大腸ガンから肝臓へと転移した医師、星野仁彦:著)
(日本人だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか―消化器外科の 権威がすすめる驚異の栄養・代謝療法)
(済陽高穂 著)
(日本におけるゲルソン療法実践医師による対談・比較集)
(お茶の水クリニックで食事指導を続ける医師が書いた本)
無断転載者注:しつっこいようでは御座いますが、私は、骨髄&腸のどちらも 正常に機能しなくなれば人間は生存しえない、という考えを持っ
ております。
P.44 非常時には赤血球へ逆戻り
とにかく、我々の体内においては、それ(細胞)が健康な細胞であろうと、また病的な細胞(炎症やガン)であろうとを問わず、細胞の改修や増殖のためには赤血球それ自身が主たる役割を演じているのである。
それに対して、病気や非生理的なストレス状態(手術・絶食・慢性の顕著(けんちょ=あきらかな)な下痢(げり)・ノイローゼなど)で、生理的な腸造血が行われない場合には、体内の各組織細胞から赤血球に逆戻りする。すべての組織細胞は、赤血球を素材にしてつくりあげられているので、非常時にはもとの赤血球に戻ることができるのである。これを赤血球の「逆分化」といい、赤血球と組織細胞との間には、明瞭な可逆的関係が認められる。それが認められないというのは、ウイルヒョウ的細胞観の亡霊にとりつかれているからであろう。
ルドルフ・ルートヴィヒ・カール・ウィルヒョー(Rudolf Ludwig Karl Virchow, 1821年10 月13日、ポンメルンのシフェルバイン(Schivelbein)(現:ポーランド領シフィドビン( Świdwin))- 19...
このような「赤血球への逆分化」というものが、なぜ引き起こされねばならないのだろうか?我々の体内には、ほんの数分間も酸素なしでは生きられない脳髄や腎臓などがある。そして、これらの臓器組織の機能を保ち続けるために循環血液には、ある一定の赤血球が常に必要なのである。したがって生理的な腸造血が抑制(よくせい=おさえられ)され、赤血球の生産が停止した場合には、細胞組織から赤血球に逆戻りをして、応急処置を行うものと説明されよう。また、この場合、早急に赤血球を生み出す組織細胞としては直接、寿命とはかかわりのない脂肪や筋肉組織が、先陣の役を買って出る、というわけである。
(1998年)現在、定説となっている骨髄造血説とは、このように病的状態に起こる応急的(代償的)な造血現象の1つ、つまり骨髄の脂肪組織が赤血球に逆戻りする状態を観て、それを生理的なものと誤解しているにすぎない。
私ども(森下派の自然療養家)の新血液理論においては、我々の体内における巧妙なカラクリを、以上のように理解しているのである。