これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
下記に関連書籍(青文字クリックで全文が通読できます)を、無断転載させていただきましたので、よろしければ御参考までに、お読みください。
(故マックス・ゲルソン 著)
ゲ ル ソ ン 療 法 治 癒 し た 5 0 人
(故マックス・ゲルソン 著)
(マックス・ゲルソン博士の3女が記した本)
(ゲルソン博士による、ゲルソン療法により完治した患者へのインタ ヴュー)
(5生存率0%の大腸ガンから肝臓へと転移した医師、星野仁彦:著)
(日本人だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか―消化器外科の 権威がすすめる驚異の栄養・代謝療法)
(済陽高穂 著)
(済陽高穂 著)
(日本におけるゲルソン療法実践医師による対談・比較集)
*無断転載者注:食事療法は、自力で肝臓ガンを克服(こくふく=うちかった、なおした)された星野仁彦先生が指摘されておられます通り、『慣(な)れるまでは、味気のない鳥の餌(えさ)』だと覚悟(かくご)してください。
そして、興味本位(きょうみほんい)で始めたが最後、死ぬまで続けなければ(あるていど、ゆるめるのは可能ですが)、リ・バウンド(ゆりかえし)により食事療法を始めた以前よりも苦しい思いをします。
その覚悟のない方は、絶対に、手を出さないでください。協力された周囲の者に、いいめいわく、ですから。
3大療法の限界―すなわち、手術や放射線療法は適応性(てきおうせい)がないとして行えなかったり、抗ガン剤は耐性(たいせい=使い続けると効果がなくなる現象:げんしょう)や副作用の問題で、やがて使えなくなったりすることが、いわゆる『ガン難民(なんみん)』を生(う)んでいます。私(済陽)は、そうした人たちを「何とか治したい」と思い、晩期(ばんき=末期)ガンの患者さんを救うために、適切(てきせつ)な3大療法と食事療法組み合わせた治療に15年間、情熱(じょうねつ)を傾(かたむ)けて来ました。(2012年の)いま、その努力が、やっと実りかけています。
ここで本書のタイトルにも謳(うた)われている「晩期ガン」という言葉について、簡単(かんたん)に説明(せつめい)しておきましょう。
0~4期に分(わ)けられるガンのステージのうち、4期(ステージⅣ:フォ=4)のガンを「晩期ガン」といい、さらに進行した状態を「末期ガン」と言います。しかし、「余命3カ月の末期ガン」などと宣告(せんこく)された患者さんが、食事療法を実践(じっせん=じっさいにおこなう)することにより、見事にガンを克服(こくふく=うちかつ)して行く姿(すがた)を何度(なんど)も目の当(まのあ)たりにしているうちに、食事療法を行っていないうちは「末期ガン」と呼(よ)ぶことはできないのではないか。と、思うようになりました。100日間の食事療法を併用(へいよう=どうじにおこなう)して、目覚(めざ)ましく回復した症例を何十例も見て来たからです。そのため、私(済陽)は原則として「末期ガン」という言葉は使わず、4期のガンはすべて「晩期ガン」と呼ぶことにしているのです。
上皮内癌の次は、微小浸潤癌(初期浸潤癌、とも言います)についての番ですが、その前にここで、癌の進行度は何によって決められている ... TNM分類をもとに、癌の進行度と広がりの程度を、一度に表わすことが出来るように作られたのが、 ステージ分類です。
〔終期〕▽展示会も終期にさしかかった▽任期の終期が近づく; 〔末期〕▽第二次世界大戦末期▽癌(がん)の末期症状; 〔晩期〕▽縄文晩期と推定される土器▽夏目漱石(そうせき)の晩期の作品. [使い分け]. 【1】「終期」は、法律行為の効力が消滅する期限をさして ...
最近、“がん難民”という言葉をよく耳にするようになりました。 私たち医療法人社団キャンサーフリートピアでは、“がん難民”を「治療方針に悩んだり、治療をしてくれる医師や病院を探し求めて、途方に暮れながら彷徨っているがん患者さんたち」と定義しています。
思えば手探り作業(てさぐり さぎょう)だった時代から、1例1例積み重(つみか)ねて来た食事療法の症例数は、350例以上になります。医薬品の治験(ちけん=新薬:しんやくの承認:しょうにんを得:えるための臨床実験:りんしょうじっけん)などに比(くら)べたら少数とはいえ、これだけの多数例の経験から、少しはモノが言えるのではないかと思っています。
本書はガンの治療に食事量帆を取り入れた患者さんの症例(ちけん手記)を中心に構成(こうせい)されています。これまでに数多くの本を上梓(じょうし=かきあげて)して来ましたが、症例が主体(しゅたい=おも)な本は、初めてです。
医学の世界では「1例報告」は科学的ではなく、効果判定(こうかはんてい)の材料にはならない、とよく言われます、しかし、2例の報告は「症例群(しょうれいぐん)」・3例では「法則(ほうそく)」・5例で間違(まち)いなければ、それは「定説(ていせつ)」となります。
ガン医療の主流に、なかなか受け入れられない食事療法の可能性を示すために、私(済陽)はいわば1例報告を積み重ねて来ました。私(済陽)自身、患者さんの治療経過をまとめた1例報告に驚愕(きょうがく=おどろく)したり、唸(うな)ったりすることの連続でした。
たしかに、つごうよく作られた1例報告が、いわゆる”ガン・ビジネス”に利用されている現状もある、でしょう。しかし、真摯(しんし=まじめ)に語(かた)られる患者さん個々(ここ=1人一人)の体験報告には、何にも代(か)えがたい重(おも)みがあります。それらを並(なら)べると、1つ1つは個人的な経験でも、ガン医療にかかわる普遍的(ふへんてき=かわらない)な事実が、圧倒的(あっとうてき)な迫力(はきりょく)で迫(せま)って来ます。本書によって、その迫力を感じていただければ幸いです
2012年1月 済陽高穂(わたよう たかほ)