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人間の体には身を守る自衛手段がある*人間の自営機能は病気が育てる

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  このブログは、貴方にお勧めしているわけでは御座いません。世の中には、こういう療法もある、と云うことで無断転載させていただいております。
 もしも実践される場合は、自己責任・自己管理のもとで、お願い申し上げます
 また、左の書庫欄より
 
飲 尿 療 法」(無断転載者の体験記録)
ガ ン と 闘 う 医 師 の ゲ ル ソ ン 療 法」(星野仁彦医師による体験記)
尿療法」(中野良一医師による著作)
 
を併読いただければ、より立体的に御理解いただけると存じます(青文字クリックで全文が通読できます)。
 
Amazon.co.jp: 奇跡が起こる尿療法―勇気さえあれば、治らなかった病気が治る ( ビタミン文庫): 中尾 良一: 本.
尿療法(にょうりょうほう) は、尿を用いて病気を治したり健康を増進したりしようとする 民間療法のひとつ。とりわけ、飲尿療法ないし自尿療法といった、「自分の尿を飲む」もの を言うことが多い。 目次. 1 概要; 2 その他; 3 脚注; 4 関連項目; 5 外部リンク. 概要[ 編集] ...
ja.wikipedia.org/wiki/尿療法 - キャッシュ - 37k - 4 時間前 - このサイト内で検索
 
 
 
P.25 *人間の体には身を守る自衛手段がある
 
 (1991年現在において)生物と無生物、有機物と無機物の相違は生命のあるものと無いもの―という違いぐらいのことは誰にでも分かることです。そこで皆さんに考えていただきたいことは今、仮に自動車の事故によって車体が破損して、乗っていた人も外傷を受けとしましょう。
 車体の破損したものはいつまでも放置して置いても、もとのように回復はしません。しかし、乗っていた人の外傷は傷口の保護のための包帯はするとしても、その傷は軽症ならば日ならずして元の状態に回復します。何故かと言えば言わずと知れたこと、生物には自然治癒力という身を守るための自衛手段があるから、です。車の場合は破損した部品の取り換えをすることによって、その性能は元のように回復します。しかし人体は、それと同じような臓器移植を行っても、その成功率や持続率、あるいは機能の点で生来のものに劣り、また延命効果が少しは期待できても到底、生来のものとは比較にはなりません。
 したがって全人口のホンの一握りの人を対象にしたような臓器移植が、ほとんどの人には無縁であることは、どなたも御存知の事実です。閑話休題。
 それよりも前述の人体の復元機能を援護し、原因の除去すなわち「抗生剤による細菌対策」「ホルモン・ビタミンその他栄養分の不足などによる補給対策」「手術による原因の除去」「一部薬剤による拮抗(きっこう)治療」と、その他生体の自然治癒力を増強する方策についての研究に重点を置くべきです。
ja.wikipedia.org/wiki/拮抗作用 - キャッシュ - 28k - このサイト内で検索
拮抗作用(きっこうさよう)とは薬理学においては、2種類の薬物を併用した場合にその 作用が減弱する現象である。拮抗作用の機序としては、2種類の薬物が化学反応 によって作用を持たない物質に変化することによる科学的拮抗、2種類の薬物が それぞれ逆の ...
 
 
 別項に記述した通り体内の組織の機能低下や損傷による障害のような、病気の治療に薬剤が直接の影響力を及ぼすと誤解することを深く反省する必要があります。また臓器移植などのように誰でも、何処でも行えないような治療法にも関わらず、一時的な延命効果について得意然と報道され、それが最新の医療であるかのように誤解されることは問題です。
 
P.27 *人間の自営機能は病気が育てる
 
 熱が出る・下痢をする・咳が出る・お腹が痛む―そんな一般的な症状が現れると、「とにかく熱や下痢を鎮(しず)めてもらいたい」という願望が先立つものです。しかし、お腹が痛むから、その場所によって病原のありかや、その病気の本当の様子が解るのです。もしも痛みが無かったのならば、たとえば盲腸炎の場合などは総てが手遅れとなり、腹膜炎を併発してしまうことになると思われます。
ある子供が熱を出してA病院に入院しましたが、熱が下がらないので翌日はB病院に変わり2日目にも熱が下がらないので、今度はC病院に転院しました。このような例はたくさんあります。私たち(医師)は、これを「渡り鳥」と呼んでいます。
この子供は3日目には熱が下がり全身に発疹(ほっしん)が出て、「3日ばしか(いわゆる「風疹」)」と判りました。この場合、本当は途中で無理に解熱させて肺炎などを引き起こすよりは3日間充分に発熱させて体の中に免疫抗体(病気に対して抵抗力を持つ物質)ができるのを待ち、「一生に2度と風疹には罹患(りかん=かかる)しない準備をすべきなのです。
「尊い友よ・尊い敵よ、友は私たちがなさねばならぬことを教えてくれる」というイギリスの詩があります。病気は子供たちがなさねばならぬこと生体防衛機能の発達を訓練してくれる尊い相手でもあることを知るべきでしょう。
病原体―とくに細菌による病気の中には、人間は少なくとも一生に1度は罹(かか)って(発熱するしないは別として)、それ以後は2度と、その病気にならない免疫を作っておかなくてはならないものが少なくありません。
子供のうちは年に45回は発熱を伴う風邪(かぜ)や腹壊し症状を現すのが普通です。これらのウイルス病は余病を起こさない限り、大部分は生命の危険がないモノばかりです。しかも子供の体の内部では、外界の様々な刺激や病菌から命を守る「生体防衛機能」という大切な生理が、次々に発達して行くことが確かめられています。これが、自然治癒力の源になる、のです。

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