これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
下記に関連書籍(青文字クリックで全文が通読できます)を、無断転載させていただきましたので、よろしければ御参考までに、お読みください。
(故マックス・ゲルソン 著)
ゲ ル ソ ン 療 法 治 癒 し た 5 0 人
(故マックス・ゲルソン 著)
(マックス・ゲルソン博士の3女が記した本)
(ゲルソン博士による、ゲルソン療法により完治した患者へのインタ ヴュー)
(5生存率0%の大腸ガンから肝臓へと転移した医師、星野仁彦:著)
(日本人だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか―消化器外科の 権威がすすめる驚異の栄養・代謝療法)
(済陽高穂 著)
(済陽高穂 著)
(済陽高穂 著)
Q6 ナチュラル・ハイジーンが奨めるプラント・ベース(植物由来)の食事に換えたところ、気分がすぐれずに下痢や大量の排便が続いています。体力も低下して、とてもシンドイ状態です。体に良い食事に換えたのに、なぜ、こんなことになるのでしょうか?
A 食習慣を、これまでのものから低脂肪・動物性食品のホール・フード(全体食、丸ごと食)に換えると、しばらくの間は不快な症状を経験することがあります。これはいわゆる「好転反応」と云われるもので、ナチュラル・ハイジーンでは、これを「ヒーリング・クライシス(癒しの危機、癒しの効果)」と呼んでいます。主な症状としては鼻水・鼻詰まり・喉(のど)の痛み・咳(せき)や喀痰(かくたん)・頭痛といった風邪に似た症状、あるいはニキビやオデキ、または吹き出物や湿疹・肌荒れ・肌のカサツキ・口の周りがヒリヒリするといった食物アレルギーの症状・吐き気・胃痛・腹痛・下痢(あるいは便秘)・頻尿(ひんにょう)・抜け毛・爪の異常・体の節々の痛み・歯茎や爪の付け根の痛み・めまい・脱力感や体力の低下・挫折感・イライラ・感情の爆発などがあります。
これは体がデトックス(解毒)とクレンジング(浄化)の作業を精力的に開始したサインです。体に相応しいヘルシーな食事をするようになったために、その作業に向けるエネルギーが確保でき、さらに果物や野菜から、その作業に不可欠な酵素と生体エネルギーを含んだ水分が大量に与えられるようになったからです。
一時的に生じる、これらの不快な症状はどんなものであれ、怖れや心配の原因になるものではありません。人によっては鼻水や軟便が何カ月にもわたって続くことがあります。それは体内に溜め込まれている毒素の量にもよります。私(松田麻美子)の場合は鼻水や喀痰が2カ月、悪臭を放つコールタール状の軟便が半年以上続いていましたし、時々下痢便が出る状態は5~6年も続きました。
不快な症状は体が活発に毒素や宿便を取り除いているサインですから、本書でお勧めする食事プログラムに従っている限り、心配することはまったくありません。体は何をすべきかをチャンと心得ていて、その作業を行っているからです。長年の間、体内に溜め込まれていた毒素の量が大幅に減少し、許容量以下になると、不快な症状は出なくなります
もしも消化管に痛みや苦痛・吐き気などが起こるようでしたならば、そんな時には食事を一時的に控え、2~3日は蒸留水などの純粋な水、または搾りたての野菜ジュース(自家製)だけを飲み、できるだけ体を休め、充分な睡眠をとっていると、排泄作業は速(すみ)やかに終了し不快感は治まります。
薬で症状を抑えたり、「この食事プログラムは自分には向いていない」と早合点して元の食事に戻ってしまったりしないでください。元の食事に戻ると不快な症状は消えるために、「やっぱり動物性食品を食べないと、必要な栄養が取れないから、具合が悪くなってしまったのだ」と結論付けて、ナチュラル・ハイジーンを批判する人がいますが、これはナチュラル・ハイジーンの理論をまだよく理解していないために生じる誤解です。
「ベジタリアンの食事に換えたのに、体の調子が悪くなってしまった」と非難する人の中は、相変わらず白米や白パン、お菓子類を食べていたり、あるいは玄米に換えてはいても玄米と野菜・少量の納豆や豆腐中心の食事だったりという人が、かなりいます。
ナチュラル・ハイジーンの食事は、マクロビオティックの食事とは違います。果物やアボカド・ナッツや種子類(特にフラックスシード=亜麻仁:あまに)・色とりどりの豆類などを毎日メニューに加えないと、必要な栄養素を体に与えたことにはなりません。
Q7 ピル(経口避妊薬)を使用しています。マイナス面が心配ですが…
A 日本でも1999年に低用量のピルが解禁されて以来、避妊法としては手軽であることから、避妊の手段としてピルを使用する女性たちの数が増えて来ました。しかし日本では、ピルが与える健康上のリスクに関する真実の情報が、あまりにも少な過ぎます。
ピルは合成のエストロゲン・ホルモンです。私たちの体は何の害も被らずに、常にこのような人工的なホルモンに曝されるようにはつくられてはいません。
経口避妊薬(けいこうひにんやく)は、主に避妊に用いられる女性ホルモン剤である。 日本では一般的にピルと呼ばれる。 目次. 1 概要; 2 副作用; 3 副効用; 4 モーニング アフターピル; 5 脚注; 6 関連項目; 7 外部リンク. ...
女性の自然の月経周期は、エストロゲンとプロゲステロンのレベルの上昇と下降から成り立っているため、ピルによって人工的にエストロゲン・レベルを高い状態に保ち、常に妊娠状態を引き起こしておくのは不自然で、健康上の弊害は免れません。
ピルは(2007年時点で)栄養泥棒であるばかりか、ガンや心臓病ほか様々な病気のリスクを高める非常に危険な薬物であることが明らかにされています。主な副作用としては、次のようなものがあります。
・乳ガン・子宮頸ガン・子宮内膜ガン・卵巣ガン・嚢胞(のうほう)などのリスクの増加。
・血栓形成および心臓発作や脳卒中などのリスクの増加。
・胆嚢障害(たんのう しょうがい)・血圧上昇・体重増加・良性肝腫瘍・精神の憂うつ・性欲減退・偏頭痛・頭痛・はきけ。
・月経不順・不規則な出血・月経中間出血・生理痛・流産・乳房の圧痛・鼓張(こちょう)・情緒の変化。
・イースト菌の異常増殖・窒炎。
・重要な栄養(ビタミンB2・B6・B12・葉酸・マグネシウム・亜鉛など)の枯渇(こかつ)。
ピルを使用することに関しては、医学的な正統性は(2007年現在では)まったくありません。このようなリスクを冒さなくても、もっと安全で確実な避妊法(コンドーム・避妊ゼリー・子宮頸管キャップ・自然受胎調整法など)が他にあるからです。
また日人目的の他に不規則な出血や嚢胞・子宮内膜症などの処置としてピルを使用するのも、非常に愚かなことです。ピルは症状を和らげるだけで、これらの異常の根底にある潜在的な機能障害を改善してはくれません。それどころか自分自身の健康上のリスクを増やすだけです。
これらの異常を改善するには、ピルに頼るよりも体に相応しい食事やライフ・スタイルによって、副腎機能や女性ホルモンを正常に保つようにすることの方が、ずっと賢いアプローチです。