Quantcast
Channel: 新・イメージの詩
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3033

告知の問題と実情①

$
0
0
  これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
 実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
 下記に関連書籍青文字クリックで全文が通読できますを、無断転載させていただきましたので、よろしければ御参考までに、お読みください。
 
 (故マックス・ゲルソン 著)
 (故マックス・ゲルソン 著)
 (マックス・ゲルソン博士の3女が記した本)
 (ゲルソン博士による、ゲルソン療法により完治した患者へのインタ ヴュー
(5生存率0%の大腸ンから肝へと転移した医師、星野仁彦:著)
 (日本人だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか―化器科の 権威がすすめる驚異の栄養・代謝療法
  (済陽高穂 
  (済陽高穂 
 (済陽高穂 
 (日本におけるゲルソン療法実践医師による対談・比較集)
 (2冊とも星野先生が実践された中野良一医師の著作)
 
抗がん剤治療では治らない!」――現役の医師が生き延びるためにまずしたこと、それは抗がん剤を拒否することだった。 大腸がんを患い、肝臓への転移が見つかったとき、突きつけられた数字が「5年生存率0%」。この数字は病院のいかなる治療を受けても、5 ...
 
 
 
P.243 告知の問題と実情
 
 日本におけるガンの告知率は、(2005年現在では)この十数年で急速に高くなって来た。私(星野仁義彦)は1990年に自分がガンであることを知ったが、その頃ガンの告知率は20%程度だったといわれている。それが(2005年)現在では70%くらいにまで上昇している。
国立がん研究センター病院では、がん患者すべてにがんの病名の告知を行っており、本 マニュアルは、国立がん研究センター病院で医療従事者が利用しているものである。 平成8年9月(第二版)
www.js-is.org/.../056099a6b1a1b7ed16dea64e05e17b54.pdf - このサイト内で検索
2013年10月27日 - がんの告知をめぐる状況. 厚生労働省研究班による報告(2007年)による. と,がん患者 への病名告知率は平均65.7%とされ. る。同報告の余命告知率は29.9%となっている。 (病院規模による相違,がんの進行度・重篤度に. よる相違あり).
 
 
 日本の告知率が低かった理由は2つあげられる。患者側の要因である『ページェント・ファクター(悲観者=患者の要因)』と医療サイドの要因である『ドクターズ・ファクター(医者の要因)』だ。
 ページェント・ファクターとは何か。「日本人は欧米人と比較すると、ガンを告知されると精神的に落ち込み、うつ状態になる傾向がある」と言われている。「精神的な落ち込みは治療にとって好ましいものではないから、それならば告知しない方がいいだろう」と考えられ、告知率が低かった。
 ドクターズ・ファクターの方は端的に云ってしまうと、医療サイドに告知をするだけの能力もシステムもなかった、ということである。
 (2005年現在)ガンの治療を受け持つ専門医は内科医や外科医である。では彼らが患者に告知を行ったとして、その後、患者がパニック状態に陥(おちい)ったらば、どうなるか。医療サイドとしては本来、メンタルケアを施(ほどこ)さなければならない。しかし、内科医や外科医には、そのための専門的なノウハウがないから、お手上げなのだ。
 (2005年現在)多くの大学病院や総合病院では、ガンの専門医は1人で数十人もの患者を受け持っている。もしも患者全員に告知してメンタルケアを施(ほどこ)すとなると、患者ばかり会社(病院)の方がパニックになってしまう。さらには「患者の家族に対しても、それなりのケアをする必要がある」とするならば、これまた完全に、お手上げといった状態になる。ノウハウばかりではなく、キャパシティー(許容量)の面でも、ガンの告知は医者の手に余るということだ。
 このような『ドクターズ・ファクター』を、(2005年現在では)医療界はハッキリと認識していた。その結果、治療上どうしても必要なケースを除けば、できるだけ告知はせずに済ませて来たのだ。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3033

Trending Articles