これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
下記に関連書籍(青文字クリックで全文が通読できます)を、無断転載させていただきましたので、よろしければ御参考までに、お読みください。
(故マックス・ゲルソン 著)
ゲ ル ソ ン 療 法 治 癒 し た 5 0 人
(故マックス・ゲルソン 著)
(マックス・ゲルソン博士の3女が記した本)
(ゲルソン博士による、ゲルソン療法により完治した患者へのインタ ヴュー)
(5生存率0%の大腸ガンから肝臓へと転移した医師、星野仁彦:著)
(日本人だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか―消化器外科の 権威がすすめる驚異の栄養・代謝療法)
(済陽高穂 著)
(済陽高穂 著)
(済陽高穂 著)
(日本におけるゲルソン療法実践医師による対談・比較集)
(2冊とも星野先生が実践された中野良一医師の著作)
本来のゲルソン療法と比べると、多少は異なっている。たとえばコーヒー浣腸は削除している。「働きながら実践できること」を前提に考えたため、コーヒー浣腸は難しいと判断したから、だ。本来のゲルソン療法ほど厳格ではなくなった、と言える。
P.75 第2章 星野式ゲルソン療法1 ゲルソン療法の原法―厳格さこそ、ゲルソン療法の特徴― ゲルソン療法は食事療法であり、栄養療法です。そして「厳格さこそが特徴」と 、言えるでしょう。ゲルソン慮法は食べてはいけない食品の区別を始め、制約...
しかし、実践することは、そう簡単なことではない。
無塩食1つを取り上げても、努力が必要になるだろう。毎日、何気なく食べているほとんどの食事に、少なからず塩分が含まれているから、だ。日本人は1日に平均8~10グラムの塩分を摂取していると言われている。しかし、「ゲルソン療法では1日1グラムの塩分しか摂れない」ことに、なっている。さらになんといっても無塩食では醤油・味噌と云った毎日の食事に欠かせない調味料が使えないのである。
3年間の試行錯誤を繰り返して、ようやく、この5ポイントがまとまった。疑問が出ると、そのたびに今村氏に相談して解消した。ただ、実践しながら痛感したのは5ポイントを守りながら、どのように工夫をして料理を作るかが最も重要だということだった。そのままでは薄味(いや、ほとんど無味と云ってもいい)料理が食卓に並んでしまう。ハッキリ言って、ゲルソン食に慣れても、過去に食べてきた料理ほど美味しいと感じることはない。「野菜それぞれの味を感じることが出来るほど舌が敏感になっても、普通食に比べると奥深い味わいは感じられない」と言ってもいいだろう。ゲルソン食のレパートリーを増やして、毎日の食事に変化を与えられるだけの具体的なレシピを作り上げなければ、ゲルソン食を食べ続けるのは困難である。その点、私(星野)は妻の天才的な料理の腕に救われた。