「情報源(ソース)はなあ、先輩(せんぱい=パイセン)が責任編集して販売(う)っている暴走族専門誌『旧車会(オールド・バイク)』や…この雑誌(ざっし=本)中(なか)に、憎(にっく)き仇(かたき)が載(の)っとるンやゾ?驚け。ほれ!
ワン・コインのラーメンなんぞ有り難(ありがた)がって喰っとらンで、よう、読(よむ=見)てみい!」
「押忍(おす)ッ!」
「お酢…、っス」
「こらぁあ、平給仕係(コミ)っ。パスタにヴィネガー(酢)使う料理人(奴)いるかっ!
痛(て)っ?!
どして…?
俺、なんか間違った?」
「調理中は無駄口もドラムも叩(たた)かない~♫」
「コミ(っス)、怨(うら)むぞ…痛(て)っ!シェフゥ…」
「栃木(とちぎ=地元)にいる時は、必ず、餃子以外の料理にも酢を使ってった…っス」
「コミ。普通は逆で、『餃子には必ず酢を使っていた』だろ?しかも、自信無げに語尾が震えていたぞ。
総支配人(デレクトール)の補佐的役割を担うメートル・ドテル―キミの上司として、私は恥ずかしいよ」
「三流週刊誌やスポーツ新聞のエロ記事を切り抜いてはファイルして悦に入っている上司に就(つ)いたを自分の方が恥ずかしいッス」
「おおッ、今度は、チャンと上司(=親=ちゃん)に言い切りましたね!
でも、ここは、ガ~マちゃんに1ゲロ♡」
「ソムリエのSTO(エス・ティー・オ)っさん。厨房(キッチン)内―ことに調理中は都(ミャーちゃん)に操られていたとはいえ、私語(しご=無駄口)禁止。
気が散る…失礼!衛生上、ヨロシクなぁ~いっ♬」
「いつも(さんざ)、無駄口叩(たた)いときながら、調理(ちょうり=仕事)となると真剣(しんけん=まじめ)になるもんでンねンな。
なあ、ブログ放棄ネタを逆手にとっとったくせに、最近は意地ンなってブログを更新しとる園長センセ」
「アホ、かい?バカ貝センセ。
プロ云う存在(やつ)ァ、毎日・毎日(しょっちゅう)、アホみたいに無駄口叩(たたく=きかん)と、“ここぞ!”云う時だけ、クチ開くンや。
貝(あんた)はんかて、エサ喰う時と、塩抜きする時、加熱される時しかクチ開(あ)かんやろ?
どこぞの山住まいをネタに、毎日、音楽動画をパクって更新しとるアサハカなエンガチョ野郎がエエ例やがな。
毎日やることもないさかい、御丁寧に朝・晩と更新しはってからに…真の経営者に、そがあな無駄な時間なんぞあるかい、だァ~」
「ある筏(いかだ)に乗ったテロリストの団体とは、旬を逃してまったな?園長センセ。
それはそうと、誰が“富山県では7月上旬~10月下旬が旬(しゅん)の巻貝”、バイ貝でんねん!
ワテは、磯貝・タフガイ・クールガイと呼ばれたい、内科医だで?」