これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
下記に関連書籍(青文字クリックで全文が通読できます)を、無断転載させていただきましたので、よろしければ御参考までに、お読みください。
(故マックス・ゲルソン 著)
ゲ ル ソ ン 療 法 治 癒 し た 5 0 人
(故マックス・ゲルソン 著)
(マックス・ゲルソン博士の3女が記した本)
(ゲルソン博士による、ゲルソン療法により完治した患者へのインタ ヴュー)
(5生存率0%の大腸ガンから肝臓へと転移した医師、星野仁彦:著)
(日本人だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか―消化器外科の 権威がすすめる驚異の栄養・代謝療法)
(済陽高穂 著)
(日本におけるゲルソン療法実践医師による対談・比較集)
(お茶の水クリニックで食事指導を続ける医師が書いた本)
三宅委員 委員長から承(うけたまわ)りたいのですが、私のさっき話しましたことはまったく私の素人の勘(かん)でありますから、違っておるかもしれませんが、先ほど申しました通り、小児ガンというものは(1968年の)最近非常に注目されている。これは単に診断技術の進歩によって、その発見が多くなされて来たという事だけではない。私は、それほどガンの診断が遅れておるとは思いません。しかし、それだけではなくて私の勘では、いま申しましたように、空気の中における(1968年現在における)近代産業の悪い公害的な影響だとか、農薬の中における影響だとか、いろいろの、そういう影響があるのではないかという勘がいたしますが、実際に診断されたり研究されたりしたあなた方の判断におきましても、どうして急に(1968年の)最近、子供のガンが増えて来て、そして、その原因は大体どこにあるのかという点について、チョッとご答弁をいただきます。
塚本説明員 これは最前、私、同じことを申し上げたのでございますが、三宅委員が、まだおいでになりませんでしたので…。
塚本 憲甫(つかもと けんぽ、1904年9月16日 - 1974年6月7日)は日本の医学者。専門 は放射線医学。国立がんセンター総長を務め ... 塚本哲也は長女ルリ子の夫。 「http://ja .wikipedia.org/w/index.php?title=塚本憲甫&oldid=4065819...
一説によりますと、非常に微量(びりょう=わずかなりょう)に増えておる放射線というような環境も関係がありはしないかという説も御座います。これも、(1968年現在では)ハッキリとしたことでは、御座いません。もちろん、そういう意味で全部、いろいろな、そういうもの(放射線など)を含めた環境的な因子というものを否定できないことが1つ。
それから先ほど、チョッと申し上げました白血病というものは、我が国は諸外国に比べますと、増えたようでもまだ、ずっと低い状態でありまして、これも説でありますから、あまりハッキリとはしませんけれども、タンパク質を多く摂(と)ると、つまり国民の栄養状態が向上すると、むしろ白血病は増えるのだという(1968年現在では)説も御座います。これの真偽も私は自分で調べたわけでは御座いませんのでわかりませんが、動物実験で、そういう結果をネズミの白血病について出している学者がございます。
白血病(はっけつびょう、Leukemia)は、「血液のがん」ともいわれ、遺伝子変異を起こし た造血細胞(白血病細胞)が骨髄で自律的に増殖して正常な造血を阻害し、多くは骨髄 のみにとどまらず血液中にも白血病細胞があふれ出てくる血液疾患。白血病...
三宅委員 ありがとうございました。
三木(喜)委員 関連。関連ですから簡単にうかがわしていただきたいのですが、いま三宅先生の質問の中に、こういうことがあったのです。公害等によって、その発ガンということを促進(そくしん=うながす)しておる、こういうことはないかという、お話ですね。これは、お答えがなかったのですが、私(三木)は幸いに、その方面の研究をしておられる森下先生が見えておりますから、1つ聞かしていただきたいと思います。
と、申しますのは、(1968年の)この頃、動物園の動物が次々にガンで死んでおる。ああいう非常に野生味を持ったものがガンで死ぬということは、やはり(1969年)現在のこの空気中に何か、そういういう発ガン促進するようなものがあるのではないか、こういう具合(ぐあい)のことを、これも三宅先生ではありませんけれども、素人的に考えるのです。
なお(1968年における)この頃の、いろいろな調味料の中にガンを促進さすものがあるということ、森下先生の研究の中にも、ハッキリ出ておるわけです。名前をいちいち挙(あ)げるといけませんから、ある有名な飲料にごときは、そういう役割をしておるわけですね。これは私(三木)、やはり厚生省(2013年現在の厚生労働省)からおいでいただいて充分そういうものを取り締(とりし)まっていただかなったら、ウソつき(調味料の中にガンを促進さすものがある)商品が出たからと言って、それで慌(あわ)てて取り締る、こういうことではもう遅いと思います。そういう食糧から来る問題―こういうことにつちいて1つ、森下先生のお話を聞かしていただきたいと思います。
森下参考人 いま、おっしゃられましたように、大気汚染であるとか、あるいは排気ガス、煤煙(ばいえん)というようなものが肺ガンの原因になっているであろうということは、充分(じゅうぶん)に想像されるところであります。私(森下)が調査した範囲では昨年(1968年)上野動物園の動物が40何匹か、これは、いろいろな種類の動物でありますが、ガン性の病気で死んでいるということであります。もちろん、こういう動物は別にタバコを吸っているわけでは御座いませんが、実際に肺ガンで死んでいる。その原因は那辺(なへん=どこ)にあるのかということでありますけれども、やはり一番大きな問題は、彼ら(動物)が自然な環境から離れて、人間がこしらえた不自然な食べ物をあてがわれながら、しかも、こういう不自然な大気汚染の中で生活を強制されているというところにあると思います。
従いまして、動物の文明病―といいますのは、これはガンだけでは御座いません。たとえば、豚(ブタ)がコレラにかかるとか、あるいは牛が血管にかかるとか、あるいは動物園などではキリンが胃潰瘍(いかいよう)で死んだり、カバが糖尿病で死んだり、犬がノイローゼ気味であったりというように、人間社会の中で、いろいろな病気を起こして死んで行っている。その動物たちの文明病の起源というものは、人間の文明病の起源でもある、というように考えるべきだと思います。そういう広い立場に立って、私たちは、とくにガンだけをということではなくて、文明病対策というものを、もっと大きな立場で考える必要があるのではないか、というようなことを(1968年現在)いままで唱(とな)えてまいったわけであります。