このブログは、貴方にお勧めしているわけでは御座いません。世の中には、こういう療法もある、と云うことで無断転載させていただいております。
もしも実践される場合は、自己責任・自己管理のもとで、お願い申し上げます。
また、左の書庫欄より
「飲 尿 療 法」(無断転載者の体験記録)
「ガ ン と 闘 う 医 師 の ゲ ル ソ ン 療 法」(星野仁彦医師による体験記)
「尿療法」(中野良一医師による著作)
を併読いただければ、より立体的に御理解いただけると存じます(青文字クリックで全文が通読できます)。
Amazon.co.jp: 奇跡が起こる尿療法―勇気さえあれば、治らなかった病気が治る ( ビタミン文庫): 中尾 良一: 本.
P.128 糖尿病
尿療法の無害性を確認し、病気を治すために続行中
日本医学協会会長・東京女子医科大学名誉教授 織畑 秀夫
*自分の血液中の成分を詳細に調査
初めに私(織畑)の病歴に付いて簡単にお話ししておきましょう。
(1991年の)いまから7年半前(1984年)、どうも右の目で小さい文字を見ると中心がぼやけているので、勤務先の大学病院の眼科で近視の度を合せていただいた時に、偶然そのことを話したところ眼底(がんてい)を見ることになりました(編集部注:当時、織畑先生は、東京女子医科大学心臓外科の教授をされていました)。
自分では「老化現象の1つだろう」ぐらいに思っていたのですが、そうではなくて、糖尿病性網膜症(とうにょうびょうせい もうまくしょう=糖尿病で血糖値―すなわち血液中の糖分の値が高い状態が何年も長く続いていたため、眼底の網膜という部分の小さな血管が詰まって来る病気)だと言われました。これは意外でした。
糖尿病については肥満を避けるなど、自分なりには一応の注意をしていたつもりですが、肥満だけが糖尿病発症の要因ではないことを身を持って知ったわけです。私(織畑)の場合は、その時(午後3時頃、昼食後2時間半)の血糖値が411mg(ミリグラム)という高い値の、かなり重症の糖尿病とのことで、(ふつうは150~100mg)、教育入院をして、1日1400キロカロリーの食事療法を始めました。
血糖値というのは、血液中にそのブドウ糖がどのくらいあるかを示すものだね。 とら, それがどう糖尿病と関係あるんだ? ふくろう, 糖尿病になると、ブドウ糖がエネルギーを必要としている細胞の中に運ばれなくなって、血液のなかにあふれてしまうんだ。 うさぎ
結局は糖尿病治療の基本は、血糖値を正常に近い状態にコントロールすることですから、自分で考えた血糖値を急激に上げない方法として、1回分の食事を半分ずつ2回に分け、間に1時間ないし1時間は置いて食べることにしました。
そうすると食後の血糖値の急激な上昇による高い山ができず、いわば半分の高さの山が2つできることになります。それだけ膵臓から出るインスリンの量が少ない状態でも、血糖を処理できるわけです。そうしたら血糖氏のコントロールがとてもうまくコントロールできて、2カ月の予定の入院が1カ月で済みました。
インスリン(インシュリン、insulin)は、膵臓に存在するランゲルハンス島(膵島)のβ細胞 から分泌されるペプチドホルモンの一種。名前はラテン語の insula (島)に由来する。21 アミノ酸残基のA鎖と、30アミノ酸残基のB鎖が2つの...
この食事の摂り方は、その後もずっと続けてやっていて、外で食事をする時にも御飯やパンのような糖質は半分だけにして、帰宅してからクラッカーなどで、残り半分の糖質を補うことにしています。(1991年)現在の血糖値は空腹時109mg、食後170mgとコンスタントに正常値に近い範囲に保たれていて、むろん尿糖も出ていません。
しかし、なにしろ網膜症を起こすほど長い間、血糖値の高い状態が続いていたのですから、腎臓の方にも影響が出ていて、糖尿病性腎症も合併して来て、これも食事療法でコントロールしている状態です。
糖尿病性腎症分類で検索
それで腎症の状態を見るために毎月1回、血液検査を受けています。腎症に特に関係するBUN(血中尿素窒素)・クレアチニン(BUNNもクレアチニンも腎臓から排泄される老廃物。腎臓の機能が低下すると、尿中への排泄が減り、血液中に多く残るようになる)といった物質の量が問題になるのですが、それだけを調べるのではなく、ほかのいろいろな血液中の成分についても調べています。
尿素は蛋白質の終末代謝産物であり、肝臓で合成され、腎臓から排泄される。血中の 尿素の量を表すのが血液尿素窒素(Blood urea nitrogen;BUN)であるが、これは蛋白 摂取量、蛋白代謝量、腎機能の3因子によって規定される。なお、現在では血清を用 いた ...