このブログは、貴方にお勧めしているわけでは御座いません。世の中には、こういう療法もある、と云うことで無断転載させていただいております。
もしも実践される場合は、自己責任・自己管理のもとで、お願い申し上げます。
また、左の書庫欄より
「飲 尿 療 法」(無断転載者の体験記録)
「ガ ン と 闘 う 医 師 の ゲ ル ソ ン 療 法」(星野仁彦医師による体験記)
「尿療法」(中野良一医師による著作)
を併読いただければ、より立体的に御理解いただけると存じます(青文字クリックで全文が通読できます)。
Amazon.co.jp: 奇跡が起こる尿療法―勇気さえあれば、治らなかった病気が治る ( ビタミン文庫): 中尾 良一: 本.
P.70 *尿療法のやり方のコツ教えます
「尿」と聴いただけで大抵の人は眉を顰(ひそ)めます。だいたい子供の頃から「尿は汚いもの」と教育されて来ました。「三つ子の魂、百まで」のたとえのように、幼い時から仕込まれたことは、いくつになっても忘れないモノなのです。加えて日本式のトイレそのものから来る感覚が悪影響を及ぼしています。
改めて書くまでもないことですが、かつての日本式のトイレは(1991年)現在の水洗式とは程遠い不潔感がありました。しかも汲み取り式で悪臭が、追い打ちをかけて来ました。さらに人間は神経が繊細で、いったん体外に排出されたものを汚物視する性質があるのです。たとえば、今まで口中にあって外に排出されていなければ何の抵抗もなく飲み込める唾(つば)でも、1度でも排出されると、その瞬間から汚物に早変わりするのです。それだけではありません。新鮮な血液でさえ、外部に出れば汚物となるのです。考えみれば「尿は血液の上澄み―すなわち血清のようなもの」です。色彩も同じならば、味も同様で尿として腎臓で分離されるまでは、血液として体内を循環していた生命の糧(かて)であったものです。しかし、一旦でも濾過されると、とたんに汚物化され汚物視されるのも不思議なことです。尿に限ったことではなく前述のように、排出されたものが大便と同一視されることによるのでしょう。
このように、尿はキレイな物には違いがないので、そのように考えを改めて「さて飲むか」という段取りになれば、難病に苦しんでいる人たちは何の抵抗もなく直ちに実行に移すことができます。何とか理屈をつけて飲むことをためらっている間は、まだ病気は軽い、幸福な人達なのです。ところが尿療法は、そのくらいのうちから実行するほど効果は大きいのです。
尿療法は健康体の時に実行するのが、一番、有効です。病気になってから体を正常に戻すのより、はるかに有効なことは言うまでもありません。
尿は口を大きく開けて一気に飲みます。鼻で呼吸をせずにビールを飲むように「一気飲み」が、一番いいのです。臭みもないし、味は漢方の煎じ薬と思えばよいでしょう。
「命の助け水」と思えば、こんなに有難い飲み物はありません。
P.72 *どのくらいの量を飲めば効果が現れるか
尿療法を実行する人たちが一番知りたいのは、「いったいどのくらいの量を、1日に何回くらい飲めばよいか」ではないか、と思います。その前に「どのくらい飲んでも害にならないか」ということを知る必要があります。(1991年の)今までに実行されて報告された人たちの飲用の量を調べてみると、「排尿された全量まで」-つまり、1日1,500ミリリットル(1.5リットル)を毎日のように飲んでも有害な結果は認められていないのです。
尿療法を勧める医師としての第1の責任は、その害毒性の有無についてと、量に関する判定です。どんなものでも有害・無害の境界はある、と考えられます。尿そのものは、血液そのものであることは前にも述べました。それが血管中にあって体内を循環している場合と、一旦は排出された尿を再び飲んで、それが消化管を経て吸収された場合とがあります。
後者の場合は尿に含まれた有害物は再び濾過、もしくは腸管から外部部に排出されるので、飲んだ尿は不要物?として排出されたものが、そのまま循環するものではないことは明らかです。一方で前者の体外に排出される瞬間までの尿は体内にあったものですから、毒物であるはずがありません。そのことが理論的にも実際的にも相反しないことが判れば、今度は有効量です。
これは非常に難しい問題です。個人個人で差があり、しかも病気の状態によってどれほどの差があるかについても詳細は不明であり、まず尿療法を実行する人自身の経験に頼る以外にはありません。それでも大体の目安は1日にコップ1杯(180~200ミリリットル)ぐらいが適当ではないかと考えられます。50~100ミリリットルぐらいに分けて回数を増やしても効果のある人もあり、あるいは500~800ミリリットルぐらいを常用する方法もよいのです。要するに服用した結果の判断をしながら、自分にあった量の尿療法を実行することです。その効果の判定や応用した際の反応は自分がよく分かるものですから、その増減や時間などについて、1人1人が自分なりの方法でやってよいのです。自らの病気に最も適すると考えられる量を研究しながら実行して行くことが大切です。