このブログは、貴方にお勧めしているわけでは御座いません。世の中には、こういう療法もある、と云うことで無断転載させていただいております。
もしも実践される場合は、自己責任・自己管理のもとで、お願い申し上げます。
また、左の書庫欄より
「飲 尿 療 法」(無断転載者の体験記録)
「ガ ン と 闘 う 医 師 の ゲ ル ソ ン 療 法」(星野仁彦医師による体験記)
「尿療法」(中野良一医師による著作)
を併読いただければ、より立体的に御理解いただけると存じます(青文字クリックで全文が通読できます)。
Amazon.co.jp: 奇跡が起こる尿療法―勇気さえあれば、治らなかった病気が治る ( ビタミン文庫): 中尾 良一: 本.
P.15 *真実は依然として不明だ
人間は目で確かめることが出来たり、体で感じることができたりするモノに付いては、比較的に理解しやすく、また信頼感を持つことができても、そうでもないモノについては、なかなか合点のいかないことが多いものです。また、いろいろな現象も偶発的な理由に結び付けることが多いものなのです。
たとえば人体のリズミカルな現象―すなわち脈拍・呼吸・女性の生理などについては、脈拍は1分間に72、呼吸は1分間に18、生理は28日に1回(基本的な周期)を体験することによって、その事実を納得することができますが、それに対して目に見えない―たとえば「バイオリズム」などは体力・感情・知性について、それぞれ23日、28日、33日―のリズムによって高度の波があるとは言っても、呼吸や脈拍のリズムのように測定によって知ることができないモノであるだけに、一般には理解し納得しがたいのです。
心拍数(しんぱくすう、英語 heart rate)は、一定の時間内に心臓が拍動する回数をいう。 通常は1分間の拍動の数(bpm、beats per minute)をいう。心臓が血液を送り出す際に 、動脈に脈拍が生じるので、この回数を数えると脈拍数(みゃくはくすう)あるいは単に ...
呼吸(こきゅう)とは以下の二種類の意味がある。 細胞呼吸:細胞が最終電子受容体 として酸素を用い、二酸化炭素 (CO2) を放出する異化代謝系。内呼吸ともいう。 外呼吸:多細胞生物体が外界から酸素を取り入れ、体内で消費して二酸化炭素 (C...
また天体の運行についても、(1991年現在では)正確な計算によって日食・月食などの予知や、ハレー彗星のような70数年の周期のものでも、それが予告の通りに目で確かめることができることにより、無条件に納得することができるのです。
ところが占星術師や超能力者のように、真実が何処にあるのかが不明のものについて、彼らから解説されれば無条件に信用する人たちも多いのです。それは詰まるところ真実が不明だから、です。
たとえば青森県にある恐山(おそれざん)の「口寄せ」と称する死者との対話があります。口寄せをする「いたこ」が、それほどの能力のある者であれば未解決の犯罪はありえないことですが、彼らが死者に代わって真犯人を指名した事実は聴いたこともありません。しかし人々は彼らの云うことを不思議に信頼するんです。全く根拠のないことを無条件に信用せしめる真理状態を巧みに操っているに過ぎない魔術なのでしょう。
P.16 *薬が病気を治すというのは大きな誤解
(1991年現在)目で確かめることのできないモノに、内臓諸器官の機能障害や組織の損傷などがあります。このような病気の状態を正常化する機能については、それをつぶさに見ることはできません。
それでも外部に現れた部分の―たとえば外傷のようなもの、あるいは皮膚病、内視鏡によって視ることのできる場所の障害などについては、病気が正常化する場面を数多く見ることもできます。しかし、そのいずれもが薬物は補助的な手段であって、治癒は自然の営みによるものであることが判ります。
ところで薬剤については、(1991年現在では)次のような働きがあります。
第1は微生物によって作られた抗生物質の細菌の発育を抑制する作用。
第2は鎮痙(ちんけい=痙攣をしずめる)・鎮静作用を有する薬物による苦痛の軽減。
第3は栄養やビタミン類の補給。
第4はホルモン剤
第5に麻薬などの鎮痛剤。
以上の薬剤の適当な使用によって患者の病原を絶ち(抗生剤)あるいは苦痛を軽減しているために生体の自然の治癒力を増強しているのですが、そのことを「投与される薬剤によって病気が治る」と誤解している場合が多いのです。
以上のことから、病気の治癒の経過が目で確かめることがほとんどできないので、自然治癒力を忘れて薬剤依存に陥り、総てが医師や薬剤の力によるもの、と誤解してしまうのです。薬害は逆に取り返しのつかない弊害を及ぼし、しかも徐々に発生するために病気が悪化する原因さえつかめないということも起こるのです。
医療機関にしても(1991年における)最近の患者は病院の建物大小をその機能や適否の判断の基準とし、テレビやラジオ等による医学的番組などでも、「大きな病院で云々(うんぬん)」という話をよく聞きます。また相談を受ける医師なども、「大きな病院云々」などと教えますが、大きいものが必ずしも良いとは限らないことも知っておくべきでしょう。
... 配合されて何らかの用途に利用可能な状態とした化学物質のうち、少量で使用する ものをいう。 特に人間や動物における疾患の治療・診断・予防及び苦痛の軽減に有効な 特定の作用を及ぼすことを目的に剤形が整えられたものを特に薬剤(やくざい)という。