これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
下記に関連書籍(青文字クリックで全文が通読できます)を、無断転載させていただきましたので、よろしければ御参考までに、お読みください。
(故マックス・ゲルソン 著)
ゲ ル ソ ン 療 法 治 癒 し た 5 0 人
(故マックス・ゲルソン 著)
(マックス・ゲルソン博士の3女が記した本)
(ゲルソン博士による、ゲルソン療法により完治した患者へのインタ ヴュー)
(5生存率0%の大腸ガンから肝臓へと転移した医師、星野仁彦:著)
(日本人だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか―消化器外科の 権威がすすめる驚異の栄養・代謝療法)
(済陽高穂 著)
(済陽高穂 著)
(済陽高穂 著)
(日本におけるゲルソン療法実践医師による対談・比較集)
(2冊とも星野先生が実践された中野良一医師の著作)
予想されたことだったが、高橋さんの主治医は、高橋さんがゲルソン療法を始めることにいい顔をしなかった。主治医は、「摘出手術後に抗ガン剤による治療」を勧(すす)めていた。大腸ガンに抗ガン剤が効かないことを私(星野仁彦)から聞いていたお兄さんは、当然のごとく拒否した。高橋さんは気休めの治療ではなく、すでにゲルソン療法でガンと闘(たたか)い始めているのだ。
「うちの治療方針に従えないんですね。だったら、退院していただきます」
主治医は冷(さ)めた目で、お兄さんに言い放ったという。
手術して間もない高橋さんにとって、体調が回復するまでは病院できちんと面倒を見てもらわないと困る。さらに、退院後の定期検査も不可欠である。お兄さんは湧き上がる怒りをグッと抑え込(おさえこ)んだ。主治医の嫌味(いやみ)な言葉に耐えながら、何とか話をまとめたという。
高橋さんがゲルソン療法を初めて1カ月が過ぎた。「体重が7キロほど落ちた」と、連絡が入って来た。体重が減少することは、あらかじめ説明していたので、彼女に不安はなかったようだ。
2か月後―体重は順調に回復し、高橋さんは職場に復帰した。家族のサポートを受け、以前と同じように一家の大黒柱として、母親と1人娘のために働き始めたのである。
その後の1年間。高橋さんは、定期的に様々な検査を受けたが、すべて良好という結果が出た。
「ようやく山を越えましたね」
手術をして半年後、高橋さんの主治医は驚いたように言ったという。
それから1年後、高橋さんの主治医は代(か)わっていた。手術から、これまでの経緯を見ながら、その主治医はハッキリと、こう言った。
「かなり大丈夫です」
さらに主治医は代わり、3人目になった。彼は私(星野)のことを知っていた。ゲルソン療法のことも知っていて、その効果も認めたようだ。その上で、高橋さんに再発の兆候(ちょうこう)がまったくないことに驚いていたという。ただ、彼は、こんな言葉を付け加えた。
「立場上、公(おおやけ)にはゲルソン療法を患者さんに勧めることはできません」
高橋さんは、その後の経過も順調で、忙しい仕事もこなしている。ガン発症前は血圧が高くて疲れやすく、いつも倦怠感(けんたいかん=だるい)を覚(おぼ)え、甲状腺機能低下症の治療も受けていたが、ゲルソン療法を実行してからというもの、そう言った症状もキレイに消えたという。
高橋さんの場合、「余命が短い」と宣告されながら見事に回復した。しかも高血圧や甲状腺機能低下症まで快癒(かいゆ=なおる)している。ゲルソン療法の効果は劇的だった、と言える。高橋さんが元気になる姿を見ていると、私自身(星野)まで安心感を得られた。