これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
P.115 体が欲するままに食べるのが自然
健康のため、またアンチエイジング(抗老化)のために食事制限や節酒を実行しようと決心している人や、これから実行しようと考えている人に忠告します。
あなたが実行しようとしている健康法は老化防止と若返りに何の効果もないどころか、むしろ老化を早め、健康に害になる可能性があるのです。
(2012年における)現代はストレス過剰の文明社会です。うつ病が増えています。ストレスを撃退する、(2012年)現代に則したライフスタイル(生活様式)を追求したいのならば「食べる」という人間の本能に煩(わずら)わしい規制を加えてはならないと私(高須克弥)は思います。
「肥満が諸悪(しょあく=もろもろ、多くの悪)の根源で、ダイエットこそが健康の守護神」と云った分(わ)かりやすい論調に騙(だま)されて、思考停止なってはいけません。
肥満ホームページへようこそについて紹介しています。 ... 肥満ホームページへようこそ ようこそ 監修(財)日本循環器病研究振興財団, フクロウ博士. イノシシ:あらっ、体重が.. . ここのところ毎年増えている, イノシシ:これでも昔はスマートっていわれてたんだけど。
- サイト内リンク:
- 肥満って、どんな状態? - 日本人の肥満 - 肥満を防ぐ食事 - 肥満症を調べる検査
肥満(ひまん、英: obesity)とは一般的に、正常な状態に比べて体重が多い状況、 あるいは体脂肪が過剰に蓄積した状況を言う。体重や体脂肪の増加に伴った症状の 有無は問わない。体質性のものと症候性のものに分類できるが、後者を特に肥満症と ...
栄養のバランスはこう・1日のエネルギーの摂取量はこう・糖分や塩分は摂り過ぎるな・肉食を控(ひか)えろ、その代(か)わりに青汁を飲め・ゴボウ茶を飲め・サプリメントを飲め…などと変な教育的キャンペーンをしているのを、よく見かけます。しかし原則としては、そういう細かいことは無視すべきです。「好きな者を食べたい時に好きなだけ食べるべし」というのが高須流食事哲学です。
えっ、け・喧嘩腰な…パクっ!
こんな実験があります。3歳前後の幼児用食事にパン・乳製品・スナック菓子・果物・野菜など、様々(さまざま)な食べ物を並べて置き、幼児たちがどの食べ物をどれだけ食べるかを長時間観察しました。
もちろん脇(わき)から大人たちが口出しすることは厳禁、です。なにを食べるかは幼児の意思に任せた、のです。
幼児たちは、ある時はパンだけをムシャムシャ食べたかと思うと、ある時はミルクを飲み、菓子を食べ散らかし、また肉を頬張(ほおば)ったりもしました。食べ方にむらはありますが、1週間後のトータル(総合的)の栄養摂取量を分析した結果、合理的なバランス食を摂(と)っていたことが判明しました。
極端(きょくたん)な好き嫌いや体の変調がない限り、体が欲するままに食べたいものを自由に食べていい、と私(高須)は思います。タンパク質がどうの・脂肪がどうの・ビタミンがどうのと云う「栄養の常識」に必要以上に振り回されない方がいい、のです。いい加減な食生活のように見えても栄養のバランスは取れています。
「2日ばかり揚げ物(あげもの=テンプラやフライ)が続いたから、今日はアッサリしたものがいいな」と云った要求に忠実である方が理に適(かな)っている、のです。
疲れたら眠くなり、仕事が終われば1杯飲みたくなる。労働で汗をかけば水分と塩分が欲しくなるのが本能的な欲求、というものなのです。
人間の生理バランスは、その時必要なモノが欲しくなるようにできているのです。それでも偏食(へんしょく=すききらい)が改(あらた)まらない人がいます。私(高須)は基本的に栄養失調の症状が現れない限り、そのままでいいのではないかと思っています。タイガー・ウッズ(ゴルファー)やイチロー(野球選手)・中田英寿(サッカー選手)と一流のアスリート(競技者)にはアレルギーや子供の頃の偏食が矯正(きょうせい=なおさない)されないまま成長した人が大勢います。特定の栄養素を必要としていた人たちは偏食で栄養バランスを取っている可能性が高いのです。
2014年2月3日 - 長生きされているお年寄りの中に、栄養バランスを考えながら食事を摂っていた方は誰 もいないでしょう。さらにその後、有毒物質 ... 先生のお話には、子どもの偏食に悩んで いるお母さんの救いとなる言葉がたくさんありますね<先生> まじめな ...
食事は身体を養い、維持するための栄養を摂り入れるための重要な習慣です。食事の 乱れによって動脈硬化にどのような影響を与えるのかについて解説します。
明治維新(めいじいしん)を成し遂(なしと)げた一方の雄である西郷隆盛(さいごう たかもり)は、エネルギッシュな働きをしていたため、塩分の多い「濃(こ)い味好み」でしたし、最後の将軍徳川慶喜(とくがわ よしのぶ)」はストレスが多く、動物性タンパク質御ビタミンB1・ビタミンB12の補給に迫(せま)られたせいか「ぶたいち殿(豚好きの一橋)」と呼ばれるほど、豚肉好きだったことで知られていました。
西郷 隆盛(さいごう たかもり、旧字体: 西隆盛、文政10年(1828年1月23日) - 明治 10年(1877年9月24日)は、日本の武士(薩摩藩士)、軍人、政治家。薩摩藩の盟友、 大久保利通や長州藩の木戸孝允(桂小五郎)と並び、「維新...
必要な食べ物を摂取するように、人の体は作られているのです。
普通の子供と比べるとちょっと変わった才能のある子供を「ああせよ、こうせよ」と縛り付(しばりつ)けるのではなく、のびのび育てると天才的な才能を発揮(はっき)することがあります。一方で「天才少年」に普通の教育を施(ほどこ)すと、ただの大人になってしまうこともあります。
子供が持っている才能の芽を摘(つ)まないよう、注意深く自由に育てることは困難(こんなん=むずかしい)ですが、やりがいのある教育です。
「こうあるべき」と規制するばかりではなく、もっと柔軟に食べたいものを食べさせて大いに遊ばせ、才能が目覚(めざ)める方向に導(みちび)く。それが元気を失いつつある日本の子供に必要なことではないでしょうか。