これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
P.97 極端な減塩食がボケを作る
(2012年までの)この数十年間、塩は常に悪者にされ続けています。もちろん過剰摂取は、よくありません。しかし日本人は塩分の摂取に神経質になり過ぎている、ように見みえてしまいます。
「塩分の摂り過(とりす)ぎが動脈硬化の原因になる」「胃ガンを誘発する」と諸悪の根源のように言われ、医師に指導されないうちから減塩食に切り替(きりか)えている人もいるようです。でも、チョッと待ってください。
塩は私たちの生命を支(ささ)える重要不可欠な物質です。
(2012年現在では)成人であれば1日に約10グラムの塩を摂取する必要があります。私たちの体が正常に機能しているのは、塩が体内でナトリウムイオンとなり、細胞の浸透圧(しんとうあつ)をコントロールしているから、です。塩がなければ人は生きて行けません。
厚生労働省の発表したデータでわかったのですが、実は日本人は、この40年間で減塩に成功しています。既(すで)に日本人の平均摂取量は10グラムになっていて、普通の食生活をしていれば、そのままでいいのです。
2014年4月19日 - 厚生労働省は3月28日、新たな「日本人の食事摂取基準(2015年版)」を発表した。 実際の塩分摂取量がなかなか減らない中で、より厳しい目標値を設けて「減塩」の必要 性を強調している。過剰な塩分摂取は、高.
ところが減塩に成功したはずなのに、不思議にも高血圧患者数は増加し続けています。(2012年の)今や4千万人に達してしまいました。
ほとんどの日本人は必要量をはるかに超える食塩を摂取しており,減塩による健康障害 は起こりません。 ... 食塩制限の必要性と減塩目標; 高血圧管理における食塩摂取量の 評価; 日本高血圧学会減塩委員会報告2012; 高血圧患者さんの ..... 日本高血圧学会 減塩委員会も,減塩サミットin呉の成功をお祝いするとともに,今後も幅広く減塩活動を 実践あるいは支援していきた ..... さらに,妊娠中の非常に極端な減塩は胎児の腎糸 球体数を減らし,将来的な高血圧リスクを増加させる可能性がラットで指摘されています (14)。
薬も減塩も効かない!?急増する謎 ... 冒頭のAさんをはじめ、取材した多くの患者さん たちは自分の高血圧のタイプを知りました。 結果、降圧剤とキレイさっぱり手を切ること に成功。 「あること」を ... ナトリウムは生物の筋肉や心臓を動かすのに必要なので、人間が健康に生きていく上でなくてはならないホルモンだったのです。 では、なぜ ... 謎の 高血圧に悩まされる患者さんは、ある異変によりアルドステロンが増加していることが わかりました。 そのため、 ... 2011年2月16日; 日本人の8割が危険!睡眠時無 ...
今回、日本高血圧学会の減塩委員会から、塩分が少ない商品の一覧表である「減塩食品リスト」が公開されました。 ... この高血圧は年代が上がるに従って罹患率が大幅に 上がるのが特徴で、30代では10人に1人に過ぎない高血圧患者は、40代で5人に1 ... 目標とする摂取量はあくまで5グラムなのですが、日本人の実際の生活の中で、この1 日5グラムという厳しい目標を達成するのは非常に難しい .... 保存卵巣の移植で卵巣 機能の回復に成功 ... 赤ちゃんの先天性股関節脱臼の診断遅れて治療が難しくなる 事例が増加.
(2012年の)今まで半(なか)ば常識とされていた「減塩で高血圧予防をして健康維持という、塩=悪者説」は(2012年における)日本の現状を見ると、どうにも説明が付きません。
医学部の教科書『標準生理学』の第7版には、次のように記載されています。「血液中のナトリウム濃度が減少すると、腎臓から血圧を上げるレニンというホルモンが分泌される。引き続きアンギオテンシン、アルデステロンと順繰(じゅんぐ=順番)りにホルモンが分泌(ぶんぴ、ぶんいつ)されて行く」。
レニン-アンジオテンシン系(Renin-Angiotensin System;RAS)またはレニン- アンジオテンシン-アルドステロン系(Renin-Angiotensin-Aldosterone System;RAAS) とは、血圧や細胞...
レニン(Renin, EC.3.4.23.15)はアンジオテンシノーゲンのペプチド結合を分解して アンジオテンシンIを合成するタンパク質分解酵素の一種。アンジオテンシノーゲン中の 非常に特異的なペプチド配列を認識し分解するため、発見当初は活...