これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
P.85 「肥満は悪」という風潮(ふうちょう=流行)は“つくられた”
メタボリック症候群(しょうこうぐん=メタボリック・シンドローム)の概念(がいねん=考え方)はアメリカで提案されて、(2012年現在では)日本でも普及しつつあります。
医療費の増加を抑制(よくせい)するのは、財政赤字に悩むアメリカ政府の最重要課題です。財政危機に苦しむ日本政府も同様、と言っていいでしょう。
病気になってから治療したのでは医療費の増大は防げません。病気の発生を予防するのが一番有効なのは素人(しろうと)でも分かる理屈(りくつ)です。アメリカ政府はメタボ対策が一番有効だとの結論に達した、ようです。
ほんの数十年前まで、アメリカと日本では国民性や食習慣の上で大きな違いがありました。
1977年「マクガバン・レポート(アメリカ合衆国上院栄養問題特別委員会報告書)」( アメリカの医療費削減のために世界規模で食事(栄養)と健康・慢性疾患の関係について 調べられた研究 ... それは日本で、彼らの食習慣を見習うべきである」と紹介しています 。
日本では健康優良児は丸々と太っており、恰幅(かっぷく=体格)のいい日本男児やポッチャリ女子が健康の証(あかし=しょうこ)でした。太平洋戦争までの日本の医学教育は、軍国日本にとって一番効率がいい、と信じられたドイツ医学でした。「富国強兵」を目指(めざ)した大日本帝国にとっては、たくさん食べて頑強(がんきょう=じょうぶ)な肉体を持つ日本国民を育成することが使命だったのです。
太平洋戦争に負けてから日本の政策はアメリカの意向を汲(く)むように変更されました。(2012年における)今の日本の医学教育はアメリカの占領政策の延長線上にあります。アメリカ国民にいいと信じられている厚生政策がメタボ対策なのです。
しかし、日本人とアメリカ人の健康上体には決定的な違いがあります。アメリカ人の多くは肥満で、その内の3分の1が病的な「超肥満」であり、その割合がアメリカ人の死因の第1位を占める「心筋梗塞(しんきんこうそく)」と、ほぼ一致(いっち=同じ)します。アメリカ人の寿命を縮めている最大の敵「心筋梗塞をやっつけるためには『超肥満退治』が最上である」と結論付けるのは自然な流れ、なのです。
肥満のない人の各病気の危険率を1とした場合の肥満者の危険率は下のようになり 糖尿病などは肥満をしている人はしていない人の5 ... 動脈硬化による死亡(脳卒中と 心筋梗塞)は30%となり癌を抜いて日本人の死因統計の第一位です。 ... そこでアメリカではどんな人が動脈硬化になりやすいかを調査する研究が始まりました。
肥満研究に新しい流れを - 日本肥満学会
(Adobe PDF) - htmlで見るwww.jasso.or.jp/data/message/message_1402.pdf - このサイト内で検索
アメリカの疾患制御予防センター(CDC)は,興味深い死因統計を公表している.一般に 死. 因は心筋梗塞,肺がんなどの直接の死因で統計が取られている.CDCはさらにその ... それによると死因の第1は喫煙であり,第2は不適切な食事と少ない運動,第3が過.
一方で日本人の死亡原因の3分の1は『悪性腫瘍』であり、肥満との関連が指摘される「心筋梗塞」は8%に過ぎません。
一般的に(2012年現在においては)22が理想とされているBMIを指標に考えると、アメリカ人はBMI25超の「肥満」が総人口の3分の2、BMI30超の「超肥満」が3分の1にのぼります。アメリカ人は、ほとんどが肥満なのです。
さらに、日本で肥満の基準としているBMI25以上(アメリカでは25~30は過体重と言って 肥満ではない)で区切ると、50%を超えています。 つまり日本的に ... 実は、アメリカ人は ずっと前から今ほど激しく肥満していたわけではありません。 最近になって ... 1999年、 東側のほとんどが20%を超えて、西側も15%超過が普通になってきます。 18-obesity ...
肥満(ひまん、英: obesity)とは一般的に、正常な状態に比べて体重が多い状況、 あるいは体脂肪が過剰に蓄積した状況を言う。体重や体 ..... しかし現在ほとんど行われ ない。 腹腔鏡下 ... アメリカでは、BMI 30 以上の人を...
一方、日本ではBMI25超というのは総人口の4分の1に過ぎません。目標設定すべき方向性が完全にずれています。
肥満・肥満症・メタボリックシンドローム - 日本肥満学会
(Adobe PDF) - htmlで見るwww.jasso.or.jp/data/message/message_1303.pdf - このサイト内で検索
肥満者は,日本人のわずか3%程度である.学会の診断基準で肥満とされるBMI 25以上の人. は栄養指導を行っても,栄養士は ... にはならない,という説があったが, 現実には150kgを超える超肥満者が若年層に増加して. いる.エネルギーの過剰摂取, 特に ...
(2012年)現在「理想」とされているBMI22は、心筋梗塞とかかわりの深いコレステロール(LDL・HDL)の値をベースに導き出されています。心筋梗塞はアメリカ人の死亡原因の第1位かも知れませんが、死亡原因の1位はガン・2位は脳血管障害・3位は肺炎という日本人には何の意味もありません。
むしろBMI22という数字はガンや肺炎などの治療の過程(かてい)で体力を消耗する病気にとっては不足と云っても過言ではありません。消耗戦を勝ち抜くには脂肪の備蓄の多い方が有利になるのは当然です。
長生きをしたかったら痩せてはいけません。
で、高須院長は…パクっ!