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マリザ~28年(にっぱち)生まれで嘘っぱちのヤケッパチな天使~A-1

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  「点滴、病人ノ天敵ネ。痛イカラ結構ネ」
 「そりは結構、けっこう。IKKO(イッコー)羽だらけやな。ワテも点滴苦手やねン。まあ、君みたいに可愛い看護師はんが打(し)てくれるンならエエがね。
 マリザはん。こがあな場所(とこ)で偶然、再会できたことを『神様の思し召し』や思うンや。、どやね。病院(そこ)で、精の付くアンプル飲んでかンかい?
 キミに逢うため、今まで必死に縺(もつ)れとった赤い糸を解(ほぐ)して来た男を憐れんで、その美しくも麗(うるわ)しい双眸(瞳)に宿るボランティア精神の1つも発揮しったってェ~な。エンターテェ~ナァあ」
 「出会イモ別レモ、あんぷるト同ジ液体(水モノ)ネ。私、水飲ムダケデ太ル体質。ダカラ、ケッコウ毛ダラケ猫はえダラケ、サイナラネ」
 「つれないこと言いないなァ…病院(あっこ)の病院食、量が少ないうえに薄味でダイエットにちょうどエエねンんで?
 あっ、マリザはんは、それ以上痩せる必要はなかったンやね。痩せなアカンのは、ワテだけやった(相変わらずつまらないゾ、則彦!)。
 ほいにしても、こんな太っちょなワテなのに、マリザはんのことを考えるだけ痩せる思いで大変なンよ。いまかて、こうして話をしとるだけでも、切ないほどに胸が締め付けられて…うっ!む…胸がァア~…!?」
 「ドシタ?マタ、贅肉ツイタカ?
 一応、話ノ都合上、教エトクケド…私ノ名前ハ、まりざチャウネ。りんだ言ウネ。まりざハ芸名ネ」
 
私の芸名は♡ 2013-12-30 06:38:25
 
  「ほえ~ッ、説明的な台詞の割には、 奇遇だねェー!両方とも、ワテが作った名曲と同じやないのォ~!?さては、ワテの隠れたファンやないの?こンのォ~お茶目はん!
 ほいたっけ、お茶目はんの割には、胸、おっきいンだねェ~。さすがのワテも、負けてまうがね!」
 「男ガ胸ノ大キサデ女ニ勝ッテ、ドウスル?」
 「せやから、胴(どう)の後で面して、小手(こて)して、一本!やないかい…まあ、それは、置いといて。
 ここで逢(お)うたが3年目、や。日本来て1年経(た)ってないとか、言いないな?男女の出会いに奇跡は付き物や。ほいやけン、奇跡の出会いと運命の出会いに身を任せて、明るい未来をへと繋げるためにも…そ…病院(そこ)で明るい家族計画について、お互いの大きな胸を見せ合って語り合おうヤないの……って…む…胸が…ふ・不整脈がァアあ…!」

 則彦が卒倒(そっとう)したため、リンダも気が動転してしまい、気を失ってしまった。そして、神の悪戯か天の恵みか、はたまた作者の御都合主義のなせる技なのか。2人は則彦が望んだように、救急外来の狭い診察ベッドに、並んで収容されていた。
 
芸名はJO!だJO! 2013-12-30 06:41:41
 
  「母(オカン)、やっとワシにも春が来たでェ~!
 姉(ねえ)ちゃん、こいで、近隣住民から『園長先生(あの人)ホモらしいわよ』などと聞えよがしな陰口叩かれづに済みまンがな。今まで済まンだったなあ!
 あ…アカン。母(おかん)から『結婚は家同士の付き合いよって(=だけに)、結納の前には必ず、家族の話(こと)聴いとけ。ボケッ!』って、優しく諭(さと)されとったンだわ…そやから、ここだけの身内ネタ、教(話)したってェ~な」
 「『ココダケ』言ウタカテ、読者(みんな)読(み)んドルヤん」
 「尻(けつ)の穴ン小(こん)まいこと言いないなァあ。出会って30分も経(た)っとらン、新鮮な恋人同士になる前の間柄や~ン。一生に1度あるかないかの男の頼みやで?あんじょう、きいたってェ~な」
 「ほんまニ1度ダケ、ヤナ?」
 「せや。ワテや政治家と芸能人にゃあ存在(あ)る二枚舌とちごうて、男に二言はあらへんがな。
 実際、一生に100回以上あるかないかのうちの、1度だけやねん」
 「騙(だま)サレテルミタイヤケド…あんた外見(みかけ)ハあほっポイケド、中身ソノモノモ馬鹿ミタイヤカラ、話シタルワ…私ナ、幼ナイ時、母(オカン)ト死別シタネ」
 点滴を打ちながら、場所を弁(わきま)えずに、身の上話に昂じる2人である。
 「ほう~、御母堂はんのお名前は、オタネはん、言うんか。
 …外人さんにしたら、エラく変(けった)いな名前やね~?子供の時代(ころ)イジメられたろ?可哀想に…」
 
芸名は(カナ!)かな? 2013-12-30 06:45:24 
 
  「子供、残酷デ馬鹿ネ。
 他人(あいて)ノ心(きもち)知(わか)ラズニ、平気で泣カシトッタヨ」
 「イジメとったンかいッ!?」
 「物心ツイタ大人ニナルマデノ、ホンノ短イ間の出来事(おはなし)ネ。
 …モットモ、母(おかん)シンデカラ、苦労ト不幸ノどん底ヤッタ…」
 「ほえ~ッ、マリザはんの母(おかん)、ドンゾコ言う、ミドルネームまで持っとンたンかい?さっすが、外人はんやねェえ~…何処の宗派やったん?」
 「ぱぶろふ系デ、条件反射ニツイテハ有名ネ」
 「生きとる犬の下顎を外した、アレやね?十字軍をはじめ、宗教は残酷やからな…。
 ほいたっけ”神田・ドンゾコ・ハル”さんやて…外人さんだけに、変わった名前やねェ…ビックリこいた!」
 「そんなことないゾ、松の字」
 「お、お前は…と・寅はん?!いつの間に…」
 「細かいことは気にしてると、CD売れなくなるぞ?」
 「アホ。見ず知らずの加齢るーはんが頼みもせんレヴューを勝手に書き込んでからコチ、ピタっと、売(の)び悩んどるがね…まったく、あん男は疫病神以外の何者でもあらへんゾ」
 「死神、というのもあるんだが…まあ、御愁傷(ごしゅうしょう)様で」
 「手ェあわすなッ、アホッ!拝まれるにゃあ早すぎる、わい。まだ死んどらンやイっ!!」
「じゃあ、手の代わりに、話を合わさせてもらおうかな…じつはな。
 それは実話、とかいう茶々挿(い)れんなよ?
 俺の知ってる飲み屋の女将(おかみ)で、神田ハルってェ名前の美人がいてな。これが美人女将だけに、50を超えたばかりのオールドなくせに、横浜生まれで横浜育ちを強調している割には、横浜から1歩も外へ出る顔でなければ金もねェくせに、横浜に住んでるって吹聴していやがる態度や顔のデカイ、サンズイに青い水と書く男(やつ)同様、えらく顔立ちが整ってんだ。
 あっ…と。ハルさんは、中東出身のテロリストじゃねェぞ?
 東京の下町は、谷根千生まれの、バリバリの江戸っ子でさあー。小股の切れ上がった、いい女なんだなっ!
 人間、目の色や肌の色、名前なんかじゃあ判断しちゃあいけねェよ。ここよ、ここ…ハートだよ」
 
ズンタタ、ツッタッタ!ドンガラガッシャン!のdru娘 2013-12-30 06:52:59 
 
 「なんか、急に騒がしゅうなりおったな…
 あ、アホ…む、胸を、そがいに強く叩きないなァあ…」
 「おう、悪(わり)ィ、悪ィ。不整脈だってなあ?1回、死んでみるか?…じゃねェや、で、でェじょうぶかあ?」
 「大丈夫なことあるかい!で、ある筏(いかだ)がナシたって?」
 「ある筏が桃太郎の桃みたいに梨と一緒に流れちまった、って?
 どうも、宝塚語は難しくていけねェ~や…更新サボってやがる何処(どこ)ぞの他人様のブログへ、勝手に投稿しちゃあ悦に入ってる独り善(ひとりよ)がりな、サンズイの青い水と書いてオッキーナと読ませてる、逢ったこたァねェが、文章から判断する限りは不細工な野郎がいい例でさ。
 見た目じゃねェンだよ、人間は。だからお前も安心しろよ。なっ、松の字」
 「何を言うてんか、解らへんがな…
 ワテは博愛主義者やなの。教育者としてダレへだてることなく、長きにわたって宝塚(ここ)で活躍しとって来とンねン。そがあな、どこゾの馬の骨とも知(わか)らん奴と一緒にすなっ。虫唾(むしず)が走る、ちゅうもンでンねん!」
 「こら失礼!あまりに、根っからのバカさかげんが似てるもんでテッキリ、シッカリ見据えることなく、ウッカリ喋っちっまったい。
 ガッカリしねェでくれよ。この借りはスッキリ・キッチリ・ドッキリするくらいハッキリと付けるてやるからな」
 「お、おい!いつワシが文句(イチャモン)つけた?」
 「…そんでな。松の字が博愛主義者を名乗るのと同じように、サンズイに青い水の男(ひと)も白菜主義者らしいんだ。なんでも、鍋には必ず白菜を欠かさねェってェほどの色男なんだ、そうだ」
 『話がかみ合っとらんで!?」
 
夜明けの黄粉茶、置いときますよBy STO 2013-12-30 06:57:46
 
 「何の話をしとるがや?
 奴ァあ論外や。悪霊やで?
 下手な妄想掻き立てちゃあ、ワテに神戸のスイーツを無尽(むじん)しやがりけつかって。黙ってワシの言うなりに、下手な妄想書いて、アクセス件数アップしてればエエんじゃい!アホンだら!!
 ほいやからワシ、初(はな)から相手しとらンもん(お・っおいッ!)
 ワテはなあ、寅はん。馬鹿と貧乏人と、メガネをかけて髭(ひげ)生やした洟垂(はなた)れ中年(オヤジ)は外見(ミッ)とものうてキライなンよ。あと、生業が何かも明かすことができン、中途半端な人間(やつ)は身の毛が逆立つほど大ッキライなんや。あいつら、みんな、毛虫に噛まれて死でまえばエエ」

 い・イジメてやる…絶対に、イジメやる!
 
 「オ取込ミ中、ゴメンナサイネ」
 「誰が、囮(おとり)捜査中やて?」
 「松の字。………バカ?」埼玉の寅は、西洋人が映画で見せるように、両肘を曲げると、掌(てのひら)を天に向けた大袈裟な仕種(しぐさ)を見せて続ける。「話の流れから言って、マリザちゃんだとばかり思っていたリンダちゃん…どうやら、愛人と共に出奔(しゅっぽん)した父親を探しているらしいんだ。
 右も左もわからねェ遠い異国で一人きり、可愛そうじゃねェか…どうだ、ひとつ。ここは、宝塚の歌ってギターも弾けるけど、笑いが取れなきゃ、ブログも更新できない暇人の名に懸(か)けて、いっちょう、一緒に探してやっるってェのは?」
 
源氏名はワーズワース。か~えろっと! 2013-12-30 07:04:42
 
 「そがァなこと簡単に言うもんやないでェえ…
 ワテは童貞…やない!気が動転しとるさかい…」人懐っこい笑顔で寅さんには楽しげに話しかけるリンダが恨めしそうに、則彦にしては珍しく寅さんへ苦言を呈(てい)し始めた。「ワテもアンタも、生業(なりわい)ッちゅうもんがあるやないかい?
人捜し(そがあなもン)、安物(やすもン)のドラマや三文小説―B級映画みたいに、上手く行くわけあるかい!安請け合いもたいがいにしいや!」
 「興奮するな、松の字!あまり興奮すると胸によくないぞ…」
 「そがあな発作(モン)。そう都合よく何度も起こってたまるかいナ。
 …って、む…胸を叩くな…つ・強く叩(こず)くなって…ウッ…!?」
 「マンボ?」
 「あ、アホ…笑かすな…こンのォ…あ・あ・あ・あ・あ・あ・アホンだら………ふ・不整脈やがな~…」
 則彦は叩けば埃が出まくる、大きく脂肪がのった胸を押さえて、ベッドに蹲(うずくま)った。
 
栃木は雪ン中あ~♬ッス 2013-12-30 07:07:32
 
 マリザ。真っ赤な情熱の花。
 火傷(やけど)をしそうに燃える肌。美しく気高いまでの君の愛で、もう1度僕を包んでおくれ。
 マリザ―真理恵でも、真理子でもエルザでもなければ、ベンザでもない。世界にたった1つ咲いた花。麗(うるわ)しのベラ・ドンナ…どんな花ァア~?

 「起きろ、松の字」寅が、枕が異(かわ)っても昼間から平気で熟睡していられる、無神経な骨格に贅肉(ぜいにく)という名の服を着た、天使というには程遠(ほどとお)い、能天気な則彦の頬を小刻みに叩きながら続ける。「出発するぞ~!早く起きろ~、起きるんだァ~!マッチぃい~死んでる場合じゃねェーぞーッ!頼むから熊に襲われた山菜採りの爺さん・婆さんが死んだ真似(ふり)してる真似(まね)してねェ~で、何か喋(い)ってくれェ~い!
 松の字ィ~、寝るな~!神が見捨てても、俺だけは一生、お前に寄生してやるぞー!」
 「…あ・アホンだら~…ワシは八甲田山(はっこうださん=軍隊の演習で多数の凍死者を出した)か。神戸の御山(おやま)は六甲山じゃい…って。叩くな、アホンだらーッ!
 おまいが強く叩(はた)きすぎるから、痛(いと)うて喋(しゃべ)れへンのやないかい…なにさらすンねん、どアホ~ッ!」
 「おっ、生きてた?やっぱり、ハルク・ホーガンにアックスボンバーを撃(う)たれて舌出して死んだ真似してた猪木の真似(まね)、してやがったんだな。こんのォ、すっとこどっこい!
 …って?ほ、ホッペッタが腫れてる!今度は、オタフク風邪か?!」
 「アンタが叩いたせいで、こんなン、なってもうたンや!アホンだら~…!
 っで、何処ゾに出かけるンやて?」
 「決まってるだろ?リンダちゃんのオヤジさんを探す旅に出るんだよ」
 
さあ、家への長い旅に出かけようかなBy仲チャン 2013-12-30 07:11:26 
 
 「せやから言うたろ?お互い、大の、大人の男である以上、仕事っちゅう社会的な責任いうもんがあるンや。安物(やすもん)のテレビドラマやB級映画、三文小説に、他人様(ひとさま)のブログに好き放題に書き込んで荒らし来る何処(ドコ)ゾのアホみたいに気安くキーを叩いて投稿したり、安請け合いするもンんやないで?
 せめて神戸スイーツぐらいのギャラはもらわンと…いまどき無料奉仕(ただばたらき)するような子供っぽい真似(こと)言いないな。
 寅はんも、エエ大人でっしゃろ?!」
 「いい大人だからこそ、『いい大人だねェ~』って、他人(ひと)様から褒められる修行(旅)に出(い)くんじゃねェか。
 リンダ姐さん。この松の字…松本則彦って男(やつ)ァねえ、爺さんが遺(のこ)した膨大な財産と名声を利用して、周囲の反対を押し切ってまで、自分の道楽のために保育園とミュージシャンを始めた、我儘だけが取り柄ながら、気骨の代わりに贅肉と高血圧と糖尿病だけは、シッカリと持ってるウッカリ男(もの)なんだ。ガッカリだろ?
 でも、安心しな!
 なんたって、学生時代に一文にもならねェギターを始め、キーボードやハープ(ハーモニカ)を独力で覚(おぼ)えたってェ、オッチョコチョイでェ!それだけに、自分の趣味と都合だけで演奏スタイルを猫の目みたいにコロコロ変えるってんでメンバーに嫌われたあげく、いくつものバンドからも爪弾(つまはじ)きにされたってェ伝説を持つ、究極の我儘・偏屈・自画自賛なトンデモ野郎なんでェ! 恐れ入ったか?入谷(いりや)の鬼子母神。
 そんなだから、学際(文化祭)の花形スターだと勝手に錯覚しやがって…地元の神戸にもいられなくなっちまって、蒲田に逃げ出して来やがったってェ、情けない男(やつ)なんだよ。
 ホントに、戦後の草野球のキャッチャーみてェに、ミットもねェ…あっ、褒(ほ)めてないか。
 まあ、そういったわけで、だ。冗談抜きで、器用貧乏なオッペケペーな野郎なンだぜェエえ~!」
 
今日は最後になっちゃったBy輝美 2013-12-30 07:17:5
  「おっぺけぺーガ、ワカラナイ。
 はーぶハ知ッテルネ。らヴぇんだーヤ、ろーずまりーネ。
 デモ、おっぺけぺーナ男(ひと)信用シテ、大丈夫ヤロカ…りんだ、トッテモ困ッチャウぅッ!」
 「あいむ・そ~り~、ひげ・そ~り~…寅はんは、英語どころか関西弁もまともに話せンよって、日本語さえもヨウケぇ解らんアホンだら~なンよ。堪忍したってェ~な。
 ワテはな、マリザはん」
 「セヤカラ、サッキカラ、まりざハ芸名デ本名ハりんだ言ウテマんがな!」
 「細かいこと気にしィ~ないなァ~。気にしたらCDが売れるようになるンなら、気にもするがな。
 …ま・まあ、自分の口から言うのも恥ずかしンやが…学生時代から『アンバランス』言う、伝説的な国民バンドのギタリストとして世間様を風呂には欠かせない石鹸のように席巻(せっけん)して、石鹸の泡のように消えてもうた名アーティストなンよ。
 ほい以外も、石鹸つこう必要もないほど無垢(むく)な子供ら集めて、未来(あした)の明るい日本を築くために、保護者のみなさま方と一丸となって邁進しとる聖職者なンよ。生殖者ちゃうで?
 まあ、横浜あたりで日夜、汚物を垂れ流しとる瀕死(ひんし)の野生動物と違(ちご)ォて、いくつになっても、熱い青春の血と汗と涙と鼻水を流しまくっとる、とてつもない熱血漢にして最高の教育者とでも覚(おぼ)えとってオクンなまし!」
 
最後は私だッたByドクターです 2013-12-30 07:22:04
. 「マア素敵ナ男(かた)!」
 「ブログは他人任せで放っぽりぱなしだけどな」
 「ほっといてンか!」

 マリザ。記念すべきデヴュー1stマキシ・ミニ・アルバムの第1曲目の歌。吉田拓郎さんや坂崎幸之助さんに「難しい曲やってんな~」「自分に合ったカントリータッチの曲、演(や)った方がうけるンだよ。テンガロンハット被(かぶ)って、ダンガリーのカントリーシャツ着て、ボサノヴァもないだろう」と、心にもない悪口を言わせた曲。
 僕に歌とCDを作らせてくれた、君の情熱という名の眩(まぶ)しい微笑(ほほえ)みと、短くも美しく燃えた日々を忘れない。

 「2人トモ仕事アル。私ノタメニ時間取ラセル、申シ訳ナイヨ」
 「なあに、袖触(そでふ)れ合うも多生の縁、よ。なっ、松の字?」
 「こうなったらしゃーないか…ワテも神戸のヅカ・ボーイや。現役世代のFAB(ファブ)、とまで呼ばれとる男や。ハブちゃうで~。
 保育所は、優秀なスタッフさんと母(おかん)や姉(ねえ)ちゃんに頼んで、一丁(いっちょ)マリザはんの父(おとん)探し行(や)ったるか?」
 「まりざヤナクテ、りんだ言ウトルガナ…」
 「それは、そうと寅はん。傾きかけとる本業(会社)どうすンねん?」
 
帰って来たCHAINGS! 2013-12-30 07:27:30
 
 「バッカ野郎、このスットコドッコイ。
 ブログも更新しない恍(とぼ)けたキメぇ~、スットコドッコイ野郎のコメと現実を一緒にすんねェ!俺にだってなァ、優秀なブレーン(スタッフ)の1人や2人。いや、3人4人5人に10人ぐらい、腐るほどいらあな。
 別に、議員さんになった●畿大学の学長さんか理事長さんになりやがった、元議員先生のSさんが世襲した臀(尻)が痛くなる大手宣伝屋の臀痛が嫌いになったわけじゃねェ。
 洗濯屋ケンちゃんのオーディションに落ちたから『ケンちゃん&チャコちゃん』の相方の店を宣伝したわけでもねェ。
 ヤクザ屋さんみたいに、縦縞(たてじま)・肩広・ダブルでサイドベンツのスーツを着て、右手に出始めたばかりの超デッカいケータイ電話&左手にはバイブ…パイプ?違(ちげ)ェだろ、クソ・バカ作家!しっかり描(か)きやがれ!?
 聖書と書いて『バイブル』と読ませる世界1売れてる本サイズのシステム手帳を持つことに疲れたわけじゃねェんだよ。携帯なんて、今じゃあ、松の字の尻(けつ)拭けるくらい小(ち)っさくなっちまったからなぁ~。
 だから俺(おい)らも、ポールの来日を記念して、チットばっかし変ったことをやりたくなっちまったのよ。
 だからよォ…この期(ご)に及んで、ツマラネぇ金勘定や、ウソ臭(くせ)ェ広告文句なんざあ考えちゃあいられねェだろ?なんつったってェ、男一匹ガキ大将が、そのまんま大人になったような親父(おとこ)だぜ?
 いまは仕事より、人としての生き様が問われている大事(でぇーじ)な時だあァな。久しぶりに燃えて来ちまったぜェエえ~…俺は、漢(おとこ)になるんだぜェエえーッ!」
 「寅はん…病室で見栄(みえ)切るンやめた方がエエで?」則彦は怪訝(けげん)な表情で、独りで盛り上がっているバイト仲間であり親友と呼ぶには程遠(ほどとお)い、友達の貌(かお)を覗(のぞ)き込んでいった。「あんた、女やったン?」
 「違(ちげ)ェだろ、この、スットコドッコイ!そ、その薄気味悪(わり)ィ、画鋲(がびょう)が抜けた跡(あと)みたいにチッコイ目を、少女漫画チックに潤(うる)ませながら俺を見つめるのはやめてくれいッ!」
 「ッほ…『エイの腹』いわれるかと思(おも)っとたでェ~。
 ほいじゃあ、何があっても恨みっこなしやな?
 いっちょう、にっぱち世代の”うそっぱち”ない男気いうもン、見せたろうやないかいッ!」
 
そろそろ、ドクターですの見送りを兼ねた打ち上げですよBy STO 2013-12-30 07:30:55

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