これは、あなたに勧めているわけでは御座いません。世の中には、「こういう考え方があり、それを実践している方が居る」と、云うことです。また、現在ではいろいろな研究により、それぞれの栄養素の効用や弊害(へいがい=副作用)についての情報が公開されております。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
実践されます方は、くれぐれも御確認の上、自己責任・自己管理の下(もと)で行って下さい。
P.105 ストレス解消には肉食が一番!
肉食の害を唱(とな)える菜食主義者たちは、肉に多く含まれるアミノ酸から「うつ」の予防になる「セロトニン」が作られるのを知っているのでしょうか?
えっ?そ、そんなこと…す、ッすっごい悪口の嵐パクっ!
ともあれ肉食が人間の体質や気質を変える。肉食主義者のものの考え方が短兵急( たんぺいきゅう=だしぬけであるさま。 ひどく急なさま)になる1つの原因は、血液が酸性 化するためであるということで、私(森下敬一)は、それを「酸毒思考」と呼ぶことにして いる。
セロトニンは脳内神経伝達物質の1つで、肉に多く含まれる必須アミノ酸、トリプトファンから精製されます。神経伝達物質のコントロールに関与していて、セロトニンが不足すると感情にブレーキがかかりにくくなるため、快楽から抜け出せず、うつ病や各種の依存症(いぞんしょう)になりやすくなるのです。セロトニンがコントロールする対象物質は、ドーパミン(喜びと快楽:かいらく)とノルアドレナリン(怖:おそれと驚:おどろき)。つまり衝動(しょうどう)に左右されることなく、精神を安定させるために必要な物質です。
セロトニン恋愛で検索
必須アミノ酸のトリプトファンから産生される。生体内では小腸にある腸クロム親和性 細胞、および腸クロム親和性細胞様細胞が主に産生し、約90%を保有する。神経細胞 でも少量産生され、脳内モノアミン神経系(セロトニン神経)で生理機能などに深く関係...
ドーパミン(英: Dopamine)は、中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、 ノルアドレナリンの前駆体でもある。運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習 などに関わる。セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミン...
アドレナリン(adrenaline、英名:アドレナリン、米名:エピネフリン、IUPAC組織名:4-[1- ヒドロキシ-2-(メチルアミノ)エチル]ベンゼン-1,2-ジオール)は、副腎髄質より分泌される ホルモンであり、また、神経節や脳神経系...
江戸時代の儒学者(じゅがくしゃ)である貝原益軒(かいばら えきけん)は『養生訓(ようじょうくん)』の中で「人身は元気を本とす。殻の養によって元気生々(せいせい)としてやまず。(中略)穀は肉に勝つべし。肉は穀に勝たしむべからず」と、述べています。
尊王(そんのう)の朱子(しゅす)学者(中国宋代の儒学者)であった貝原益軒が、「穢(けが)れたもの」と思い込んでいた獣肉を忌み嫌(いみきら)うのは当然ですが、どうも偉(えら)そうに自説を主張する割に、本人は獣肉(牛肉)を食べたことがなかったのではないか、と思われる節があります。彦根市のホームページ『彦根藩と牛肉」』から要約します。
み、見つからない…パクっ!
忠臣蔵で有名な大石内蔵助(おおいし くらのすけ)が。堀部安兵衛
(ほりべ やすべえ)に牛肉を送った時の手紙に、「彦根之産、黄牛の味
噌漬養老品故其許には重畳かと存候」と残されています。内蔵助は「彦根
の産の味噌漬(みそづ)けの牛肉は大変(たいへん)に滋養(じよう=栄
養)があるので、ご老体の健康によろしいと思われる」と書いています。 彦根藩では牛肉を外交政策の一環(いっかん=1つ)として、将軍家や老中
(ろうじゅう)・大名(だいみょう)に毎年のように献上(けんじょ
う)・贈呈(ぞうてい)していた記録が存在します。
御用儒学者(ごよう じゅがくしゃ)の益軒が何と言おうと、幕閣(ばっかく)のお歴々(おれきれき=おえらがた)は肉食が健康に役立つことを経験的に知っていたのでありましょう。
「待てよ。俺は血圧が高いから肉を食うのはやめておこう」と一見考えているようで、実は思考停止に陥(おちい)っている方、目の前にある霜降(しもふ)りのビーフステーキを指を咥(くわ)えてただ見ているだけでは、自分の体の自然な要求に逆(さか)らうことになるだけですよ。